人話 登場人物
読まなくても問題ない、おまとめ人物紹介。
アトル・ラインレッド ~
もうすぐ9歳。転生者。5歳の時天涯孤独の身となる。前ラインレッド子爵三男バロウズ・ラインレッドに師事し、方々を回る旅の中、詳細不明の鍛錬法を施され、なんかアレ染みた力を振るうようになる。説明になっていない。
現在は【≪紅の旗≫傭兵団】所属。
<赤の旗亭>の副支配人と言う名の小間使いもしている。
毛玉生物と甘味をこよなく愛しており、見境が無くなると奇矯な行動をとりがち。周囲には無口な子供と思われているが、かなりいろいろ考えている。思ったことがついつい零れることも。
嬉しい事があるとその場でクルクル回るのがクセ。
「身内」と「それ以外」の線引きが明確。身内と言えど“戦士”であるならば、戦いの末に命を落とすとも悲しみはすれども憎みはしない精神性を持っている。それゆえにたまに冷たくみえることも。
戦闘は主に剣を利用するが、基本見様見真似で使っているだけで誰かに習ったことは無い。同じ理由で短剣・短槍・長槍・棍などを自在に使う。果ては鋼糸まで練習していたらしい。理由は「子供のロマンじゃないか!」だそうだ。
しかし先生曰く「お前、なんも持ってない方が強いんじゃね?」・・らしい。
器用な代わりに弓などの遠距離武器は苦手。
本人にそういう意識は無いが、典型的な“尻上がり”タイプ。
大体の事に寛容で温厚な彼だが、冗談でもいくつか触れてはいけないことがある。
一つ、亡くなったこの世界の両親への侮辱。
二つ、両親が残した形見の馬車への攻撃。
三つ、病を持つ子供への有形無形の暴力。
バウロ・バークマン
ザイケン・バークマン
【≪紅の旗≫傭兵団】に所属する傭兵兄弟。それぞれ班長をしており、バウロはバランスチーム、ザイケンは脳筋部隊を指揮している。
バウロは探索魔術と剣・槍・弓を扱うことが出来る万能戦士。
ザイケンは巨大な鉄の棍棒をぶん回す、典型的なパワーファイター。
紛争地帯の育ったバークマン兄弟は流れ流れて地元傭兵団に流れ着くが、作戦上の捨て駒にされて同じような境遇の仲間と瀕死状態絶体絶命の所を、アトルに助けられる。以降、アトルの仲間?舎弟?部下?となり、追っかけてきて傭兵団に籍を置くこととなった。
出生不明ゆえに、兄のバウロも弟のザイケンも自分の年齢を知らない。見た目は20代前半・・・くらいなのだろうか?
クリュネ・サープ
【≪紅の旗≫傭兵団】所属の偵察員。副団長ドドーラの娘。使い魔の魔鳥ムッカと契約している。
17歳。根っからの世話好きでアトルが傭兵団に来た時から世話する隙を狙っている。世話するのは良いのだがドジも多い。笑えるドジならまだいいんだけど、笑えないドジもたまにする。
剣の腕もそこそこあるが、十人並み。頼みのムッカは空の自由をこよなく愛しており、あまりクリュネの元に帰ってこない。原因は世話の焼きすぎではないか?とアトルは考えている。
ダナ
【≪紅の旗≫傭兵団】に籍を置く兼業冒険者。なかなか敏腕の冒険者でアザレアでは名が通っている。南の戦闘民族の出身らしい。生来のネアカでポジティブ。同業者にも他業種にも人気が高く信用もある。オーダのことが好きだったらしいが失恋に終わった。なかなかのグラマーさん。歳を訊くと怒る。
フォッサ
かなり大型の魔犬。【≪紅の旗≫傭兵団】所属の傭兵フラウバンの使い魔。とても賢い。灰色の毛並みの先が赤いという妙な配色。でも賢い。【影隠れ】【炎刃】【火の加護】【魔犬の遠吠え】【視覚共有】が使える。そして賢い。主より賢い。
【≪紅の旗≫傭兵団】団員
ハッジ ・・・ バウロ班副班長。苦労人。王都時代からの仲。
ビスター ・・・ バウロ班偵察員。トリの使い魔持ち。王都時代からの仲。
フラウバン ・・・ ザイケン班。イヌの使い魔持ち・魔術士・愛妻家。王都時代からの仲。
ヒュージン ・・・ ソロ組。ヒョウの使い魔持ち。元狩人。王都時代からの仲。
カルディオ ・・・ ソロ組。23歳独身。
モーリ ・・・ ソロ組。魔術士。
ウンゼルベル ・・・ ソロ組。魔術士。
サイロン ・・・ ソロ組。トリの使い魔持ち。
オットー君 ・・・ 訓練兵。予備隊員。馬の扱いが上手い。
オーダ ・・・ 顔良し性格良しの良い男。アラヴァ事件にて死亡。
リーノルト ・・・ 髭の着道楽。アラヴァ事件にて死亡。
ベッツァー ・・・ 女たらせない男。アラヴァ事件にて死亡。
ラドニー ・・・ デカい。ご飯6杯。アラヴァ事件にて死亡。
ウリトン ・・・ 需要のないツンデレ。アラヴァ事件にて死亡。
ワイルズ・ラインレッド ・・・ 【≪紅の旗≫傭兵団】団長。強面。
ドドーラ・サープ ・・・ 【≪紅の旗≫傭兵団】副団長。娘溺愛。
ナフィカ・ラインレッド ・・・ 【≪紅の旗≫傭兵団】副団長。
ワッケス ・・・ ワッケス班班長。自称貴族の末裔。
女将さん ・・・ アリューシャ・ラインレッド。裏の支配者。生活全般を支える。団舎はもとより≪紅の旗亭≫の経営責任者でもある。
ナーサ ・・・ 事務方で金庫番のお姉さん。
ルミネル ・・・ 雑用係の女の子の一人。ギルド番を任されるようになった。
バンダ ・・・ヒゲモジャ。それが粋らしい。ソロだが本業より雑用が多い。
ロッソム ・・・ “赤旗亭”料理番。辛党。
冒険者ギルド
ウザン ・・・ 冒険者ギルド所属の監査官。元冒険者。緊急支援班班員でもある。なかなかの堅物。
ポーレ ~
冒険者ギルド医療室所属の治癒術士。18の身空で2級治癒術士の資格持ち。使命感が強く緊急支援班にも所属している。容姿は『出来る秘書』風。慌てると声が裏返る。アトルの尊敬を受ける。
治癒術士のおっさん ・・・ 酷使され4・5時間の間に20本以上のマナエールを飲まされた。中年にはキツイ。
シュナ ・・・ 冒険者ギルドカウンター主任。ケモミミさん。ざっくばらんな性格。受付嬢の例に漏れずワイルド系美人さん。
リティ ・・・ 冒険者ギルドカウンター嬢。おしゃべり。カマトト系美人さん。
クロワト村
村長 ・・・ 娘を逃がすために重傷を負った。
村長の娘 ・・・ 次女。なんかいろいろ思うところがあるらしい。
アザレア騎士団
ガデュエル・バックストン ・・・ 石頭の第二騎士隊隊長。
カーン ・・・ 第二騎士隊副官。苦労性。
黒華騎士団
ヴァルダンド・マスキム ・・・ 黒華騎士団副団長。男爵。曲者。
オディム ・・・ 黒華騎士団副団長副官。副副している。
ルージャ ・・・ 黒華騎士団小隊長。魔法戦士。強いらしい。
フェルニ・ノーノスノート・・・
黒華騎士団小たいちょ・・・準上級騎士。真面目な騎士だが、妙な思考回路をしている。マリーが永遠の友。魔剣ヴィンデルゲイトを叔父に貰った。とても珍しい魔術の使い手。制限時間内ならアトルとも渡り合える。
ギオニス・フィレーヴン・・・
絶世のオトコノコ。身を護る事に全身全霊。生い立ちのせいかもしれないが。考えていることがすぐ態度に出る。隠し事ができない性質。ちょっとフェルニを意識してるが、なんとも気づかれていない。
なんか出世しているらしい。
赤華騎士団
ハロウ・ラーヴァラル ・・・ 公爵家三男坊。暴れん坊三男。自意識過剰。
エルフィム
ウィズ ・・・ 次期氏族長。氏族長代理として世間を知ってる。そこそこの実力。
オルトト ・・・ エルフィムの戦士。メルリリの兄。
トゥリ ・・・ 戦士。基本弓矢での戦いが多い。女の子だよ。
ミッシ ・・・ 血気盛んな男。でも影薄い。
メルリリ ・・・
メルリリちゃん。【精霊の導き手】所謂【精霊使い】。生真面目な直情型。【精霊の導き手】として高い能力を持っている。クマ萌え。これ以降の出番は・・。
蜘蛛の主 ・・・ 躁鬱激しい。
アラヴァ ・・・ 白い。
???
黒い男 ・・・ 黒い装備をしている。
白い子供 ・・・ ネルヴァ。
その他~
露店のじいさん ・・・ 聖剣を売ってたじいさん。前歯が無い。アルルベンに在住の息子の所へ夫婦で移住した。嫁に行く孫娘に、聖剣を売ったお金で花嫁道具を買った模様。あと4人いる孫娘をどうするか思案中。
新入り冒険者の少年 ・・・ 正体不明の攻撃を受け、冒険者になるのが怖くなって冒険者2日目にして引退。土下座して実家の宿屋で馬番として生きて行こうと誓ったらしい。その後運よく商家の婿に入ることが出来、なんか妙に幸せな人生を送ることになる。
仲良し5人娘 ~
シュナ、クリュネ、ルミネル、トーカ(赤旗亭の女給さん)の4人にポーレが加わった5人。全員17・8の同年代。たまに20代のダナやナフィカが加わる。
主な活動は、歓談、甘味巡り、井戸端会議、旅行、パジャマパーティー。
仲良し5人娘さん? ~
女将さんを中心としたおば・・じゃなくて、娘さん5人組。
メンバーは・・って必要ないよね?アリダさんだけ名前が出てる。
アサット、バージ ・・・ 冒険者ギルドに所属しているベテラン冒険者。両者ともパーティリーダー。面倒見が良く同業者からの信頼も厚いが、最近の量産冒険者に少し危機感を抱いている。
マーカス・ドルト ・・・ バウロ達と共に王都から降りてきたメンバーの一人。当初は紅の旗傭兵団に在籍していたが、アザレア騎士団隊長の娘と恋に落ち騎士団に寝返った人。そこに至るまでには様々なドラマがあった模様だが本編に関係ないので割愛。移籍後メキメキ出世した。やはりコネなのかと皆に勘繰られている。一人息子が生まれて張り切っている。
【七星】の皆さま ・・・ 正体不明の傭兵集団。
噂を集めてみた。
1、傭兵団とかではなく、個人の傭兵7人への称号。
2、とかく神出鬼没。
3、彼らが来ればどんなシリアスも悲劇も、コメディと喜劇に変わるらしい。
4、子供への脅しにも使われるくらい有名らしい。「悪い子には裸族が来るぞー」とか。
5、笑えるくらい強いらしい。
6、どうも性格的にアレな人ばかりだとか。
7、【賢者の塔】と関りがあるとか無いとか。
8、二つ名は全て“自称”
<人外卿>クリュドナナフ ・・・ 鉄の兜だけ被った裸族。
<日緋色の聖騎士>バルザンベル ・・・ 全身赤。3倍速い。
<瑠璃羽の魔法使い>ルーウェル・ナスベル ・・・ 登場が派手。
<金門城塞>バーガンドー ・・・ ピカピカムキムキ。
<天道拳魔>オーバール ・・・ ハゲ。眩しい。
<最後の災厄>メルネル・ダバー ・・・ かなりイッチャッテル人。
<腐れ歌姫>ラランラーラ ・・・ 目が泳ぎ過ぎていて、視線が合わない。
読んでいる人の為というより自分の為の。ちょいちょい忘れるんです。