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新世界大戦  作者: ロンメル
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第四章第3次世界大戦の開戦

第四章

第3次世界大戦の開戦

1949年10月2日イラン、インド国境線

インダス河を国境とする両国のイラン側に軍隊が集結しているのを掴んだ大東亜同盟本部は警戒第一級レベルをインダスラインの司令官シュクラ陸軍大将に伝達した。更に同盟本部は抑止の為に第一近衛軍の派遣を決定し直ちに駐屯地たる関東から海路で釜山に渡り同盟高速道路と大東亜線を用いて前線へと兵力を送り込んだ他インダス線の後方の飛行場には最新の九式艦上戦闘機が派遣された。この飛行場は地下に格納庫を持ち空母の様にエレベーターを随所に設置、これによって格納中の航空機の安全を図った設計である。勿論コンクリートで固めてあるため1㌧爆弾でも貫通しない耐久性を持っていた。また、そこには九式回転翼機が配備された。

九式艦上戦闘機

最高速度1105キロ毎時

航続距離2700キロ

武装⒓7mm機銃×4

二十ミリ機関砲×2

爆装八百キロまで

九式回転翼機

最高速度120キロ毎時

航続距離800キロ

武装二十ミリ旋回機関砲(機首下)

爆装七連装ロケット弾×2

兵員8名

一週間後の10月9日〇一〇

〇をもってイランからインドへ宣戦布告が宣言された。同日一二〇〇をもって大東亜同盟法に則って大東亜同盟全加盟国がイランへ宣戦布告した。小澤海軍上級大将のもとインド洋派遣艦隊が編成された。勿論セイロン島に駐在しているインド海軍は直ちに出撃した。だがイラン海軍はアメリカが放棄した戦艦アイオワを買取りイランという艦名で使用していたほかエセックス級空母も一隻保有しており艦載機はMig15改艦上戦闘機とAD艦爆だった。

1949年10月9日午前五時インダス線前線部地下壕

「総員、配置につけ!」

サイレンが鳴り響き兵士達が自分の担当銃眼から小銃をのぞかせる。対岸のイラン軍は少数のⅣ号戦車、Ⅲ

号戦車と多数のT34を持っていた。4時間前の開戦の瞬間に全ての橋が爆破され東岸地下陣地を前にイラン軍は渡河準備を完了しており舟艇が川に浮かべられ始めた後方にはインド領土がある。狙撃手兼射撃訓練教官としてこの要塞にいた古澤中尉は二十ミリ対物銃のスコープをのぞき込む。隣には大量の弾薬が置いてある。敵軍の渡河が始まるようだ。工兵隊を乗せた舟艇が渡り始める。それを阻止せんと迫撃砲、機関銃、小銃、対戦車砲が舟艇に攻撃を開始する。反撃虚しく三隻の舟艇が東岸に到達し工兵隊が架橋作業を開始した。西岸からは援護射撃が激しいが要塞内部にまでは届かずに表面の壁で跳ね返っている。こちらも妨害を試みるものだがついに橋が完成してしまった。見た目からして歩兵が渡るのが精一杯で戦車、装甲車の類は渡れなさそうな橋だったが歩兵が次々と渡りだす。先頭に立っているのはおそらく下士官だろう。古澤のスコープのレティクルはその下士官の頭に当てられる。絞るように引金を引くと二十ミリ弾がその顔を吹き飛ばす。尚も突撃を繰り返す敵兵は見事に機関銃弾の前に倒れていく。五分しないうちに橋の中腹に屍の壁ができており、それを盾に敵も射撃を開始した。

同時刻インダス線上空

「敵の航空機はどの方向にいる?」

佐藤中尉の問に管制塔からの返事が無線機を通じて入ってくる。

「十一時方向、高度三千、距離二万」

同じ内容を遼機に伝えると方向を転換した。抑止も兼ね演習としてアラビア海に派遣されていた日本第三航空戦隊の風燕と雪燕は護衛の駆逐艦4と共に敵空軍の出鼻を叩くべく攻撃隊を送り込んだ。今回の九式艦上戦闘機は全機戦闘機型の二一型で戦闘機隊12機のみでの編成で指揮官は風燕戦闘機隊副官の佐藤中尉でレーダーサイトの破壊が目標だった。

「敵機発見!」

無線に向かってそう怒鳴るとスロットルを開き加速する。敵はYak9戦闘機だ。ソ連製の液冷レシプロ戦闘機だがジェット機の敵ではない。こちらには九式照準機がつけられている。これはレーダーと簡易計算機で敵機の未来位置に照準する優れものだがまだ個人の技量も関係していた。敵より少し高いところからダイブアタックを仕掛けた。二十ミリ機関砲が敵を射抜いた瞬間に敵機は火を吹く。そのまま下方で旋回しようとしたところで一機こちらに向かってくる。旋回戦では絶対にジェット機の方が分が悪い。正面から対向する形になりそのまま12、7mm機銃を乱射しながらすれ違う。敵の弾は自分の風防をかすめていた。佐藤の相手をこの時務めた相手はソ連から密かに参戦していた赤色空軍のリディア・ウラジーミル・リトバクだとはまだ知らなかったが互いに

「いずれコイツは自分の前に立ちはだかる。」

と思っていた。敵のレーダーサイト上空は突然の空襲を予想していなかったのか全く対空砲がうち上がらない。

「行くぞ!」

操縦桿を前に倒しスロットルレバーの爆弾投下ボタンに親指を乗せる。照準環の中にレーダーが入るとボタンを押すと同時に8本のロケット弾が敵レーダーを目指す。

「よし!」

レーダーが黒煙に包まれて初めてまばらに対空砲火がうち上がってくる。

「全機帰投する。」

無線を空母の管制塔に繋ぐ。

「こちら荒鷲1、任務達成ができた。帰投の許可を要請する。」

「荒鷲1、こちら風燕管制塔、了解した。帰投を許可する。」

「了解、これより帰投する。」

飛行最適高度、巡航速度で母艦を目指す。

「こちら風燕管制塔、貴隊の位置を確認した。これより誘導に従い着艦せよ。」

「荒鷲1、了解、誘導頼む」

「進行方向を10度右へ」

僚機に伝えると進路を変える。

「そのまま巡航速度保て」

速度を変えずに飛行する。

「視認距離に入った。確認せよ」

確に母艦が見える。

「確認した。」

「宜しい、着艦を許可する。アングルドデッキの安全は確保した。誘導灯に従い着艦するように。」

そういうと無線が切れた。

「第一分隊から順に着艦する。残った機体は上空警戒に当たれ!」

「荒鷲1から管制塔、一番機着艦する。」

誘導灯は両端に青、中央二つが赤と見えたため進路高度共に正常であり、アングルドデッキも良く見えた。着艦直前にスロットルを全開にしたがその必要はなく、アレスティングワイヤーにフックがかかった。エンジンを止めると佐藤は風防を開け機体から降りた。彼の愛機はそのまま格納庫へと進むべく整備員がエレベーターに載せた。そのまま艦橋一階の戦闘指揮所に入る。

「荒鷲1、敵レーダーの破壊に成功、只今帰還しました。」

「ご苦労、ゆっくり休んでくれ。」

「はっ!失礼します。」

部屋を出ると搭乗員室に入る。彼はベッドに横たわり目を閉じた。

1949年10月20日

近衛第一軍はサッカル近郊の要塞線に攻撃をかけてきた敵に対し北側から迂回渡河し敵軍の退路を断つ作戦に出た。バッカル付近から渡河しそのままクエッタを攻略する作戦だった。軍司令官の山崎保代中将は近郊のインド軍や満州などからの派兵部隊もかき集めた。第一次隊の第5機甲旅団は岩城准将に率いられインダス川を渡河した。ほかの部隊も渡河に成功し続々と出撃していった。

1949年10月31日

「旅団長、偵察機よりの報告でクエッタ近郊より歩兵2個師団、機甲一個連隊ほどの出撃を確認したとの報告が入りました。」

後方地帯のためほとんど戦闘なく前進していた第5機甲旅団は初めて敵の情報が入った。

「この近郊に進出している部隊は?」

参謀の三池中佐が答える。

「第6近衛機甲旅団、満州国第一機械化歩兵連隊、インド第2重砲兵連隊、インド第84歩兵連隊、インド第三対戦車大隊が後方に展開しています。」

「宜しい、この兵力を持って敵を打ち破る。これらの部隊に集合をかけよ。」

別の兵に指示を続ける。

「軍司令部に電話をつなげ。」

立場を明かすと取次はすぐに山崎中将が電話を変わる。

「山崎だ。どうした?」

「はっ!敵2個師団ほどを発見したとの報告を受けた為近郊の部隊を持って第一野戦隊としてよろしいでしょうか?」

「わかった。各部隊長にはわしから通達しておく。空軍には航空支援を要請してやる。あと、おそらく双方の位置からすると衝突地はボーラーン川近郊になりそうだな。」

「助かります。」

この一言で電話を切ると部下にボーラーン川近郊の地図を持ってこさせた。その日の午後にはすべての部隊が合流した。野戦隊指揮官は岩城と第6近衛機甲旅団長の高宮が上げられたが岩城の一期後輩である高宮は岩城に指揮権を譲った。岩城は対戦車大隊をボーラーン川の川中島に展開させ、東岸に重砲兵連隊と歩兵連隊を、そして2個機甲旅団、一個機械化歩兵連隊を自ら率いて会戦に挑んだ。敵は南に川幅が短い区域がありそこに歩兵師団を、川中島の前に機甲連隊を、北側に歩兵師団と展開した。イラン軍は北と中央からの陽動攻撃を行いその間に南から包囲すると言ったものだったが近くの高地に砲兵陣地を構築した同盟軍は川を眼下に収めると砲兵陣地を潰すべく一個戦車連隊で攻撃を開始した。陽動攻撃をかける北側の部隊は渡河予定地点に向かっていたが重砲の前になかなか前進できなかった。何とかたどり着いた5日にはすでに同盟軍は渡河に成功しており、架橋作業に入ろうとした部隊を急襲した。

「いけ!さっさと潰せ!」

九式重戦車の上で怒鳴るのは岩城准将自身である。

九式重戦車

全長8、2m

全幅3m

全高2、8m

重量51㌧

懸架方式トーションバー式

速度37㌔毎時

主砲44口径128mm砲

副武装二式汎用機関銃、M2機関銃各1

装甲最大100ミリ

乗員5名


他に七式突撃砲、八式軽戦車、七式中戦車もこの同盟軍に所属していた。

七式突撃砲

全長7m

全幅2、6m

全高1、8m

重量25㌧

懸架方式クリスティー式

速度37㌔毎時

主砲44口径128mm砲

副武装M2×1

装甲最大90mm

乗員5名

八式軽戦車

全長5、5m

全幅3m

全高⒉7m

重量19㌧

懸架方式クリスティー式

主砲57mm6ポンド砲

副武装二式汎用機関銃、M2各1

装甲最大37mm

乗員5名


突然の同盟軍機甲部隊の出現に慌てふためいたイラン軍は大混乱に陥り後方部隊であるこの師団にわずかに配備されていた装甲車のBA64も遠距離からの砲撃に一方的に撃破されるのみでイラン軍は早々に大混乱に陥り散り散りに逃げていった。師団長自ら一個歩兵大隊程の戦力で同盟軍と相対したが自走砲によって壊滅した。何も知らない南の歩兵師団は架橋に成功し渡河作戦を開始した。一方の戦車連隊は新鋭のT34が前線に送られているためⅢ号戦車、IV号戦車が中心となっていたため88mm砲に次々と撃破される有様でありイラン軍戦車隊は撤退した。孤立した南の歩兵師団はそのことを知らずに渡河していたが重砲が南を攻撃したことと北側の戦闘が途絶えたらしいことをわかっていたが逆に重砲陣地を確保しクエッタ防衛隊との挟撃を図った。

「左の山麓より歩兵部隊!」

機関銃が向けられるがまだ射程外だ。各大隊に四両づつ配備されている突撃砲が榴弾を装填した上で接近を待つ。東岸防衛隊の総司令官たる高宮准将は無線で岩城に連絡、岩城は敵のかけた橋を渡って再び東岸に舞い戻ると挟撃の形となった。結局包囲された敵軍は投降したため武装解除をし捕虜収容所まで各自の足で歩かせた。一方イランはエジプトにも宣戦布告しシナイ半島を西へ向かって急速に進軍していた。ここにはこっそり参加しているソ連軍も入っていたためたちまちエジプト軍はシナイ半島を放棄する構えだったがEA本部は「シナイ半島にダンケルクは無い!」と声明を出しイギリス陸軍モントゴメリ将軍を総司令官として派遣しスエズの安全を図るように命じた。彼らはEA地中海艦隊とドイツ、イギリス、フランス各国軍を送り込んだ。輸送機から上陸用舟艇、飛行艇まで投入しシナイ半島に次々と兵力を送り込んだ。EAにはボーラーン峠会戦の結果とクエッタ陥落が知らされ一気に士気が上がった。ソ連軍は同じ報告を聞いて更なる派兵と義勇赤軍司令官にロコソフスキーを付け必勝を期待して送り込んだ。ポーランドはこれに対し正々堂々と援軍派兵を発表すべきだと主張、これは自国がドイツ、オーストリアと面しているので戦争になった時にソ連の支援がないと辛い為予め援軍を送る先例を作っておきたかったのだ。だが摩擦を避けたがっていたスターリンはこれを却下、秘密援軍は大量に送り込んだ。

クエッタ陥落により補給路を断たれたイラン軍に対し同盟軍は派遣された全ての部隊を投入した砂漠の嵐作戦を開始、撤退していくイラン軍を追い越す速度でクエッタまで進出、12月1日にはザービダン侵攻作戦も計画されていた。

11月27日ニューギニア

ソ連名義で大量の軍艦を建造していたアメリカはこの場になってベルリン条約の破棄を声明、大東亜同盟、EA両同盟に宣戦布告を叩きつけた。これと同時にマリアナ、マーシャル、ニューギニアを空襲した。この三つには空襲後海兵隊と陸軍が上陸し警戒していなかった同盟軍に寝耳に水の奇襲でわずか一日でその三つが制圧された。これにより米軍はミッドウェーを攻略すればハワイをインドネシアを攻略すればオーストラリアをそれぞれ孤立させる事ができる状況になった。さらにインドネシアからの石油に頼っている同盟の継戦力は大きく削がれる筈である。勿論同盟軍もそんな要衝を簡単に敵に渡すはずなどなく兵力を配備した。

1949年11月30日大本営

暖房が効きながらも外の寒さが入ってくる会議室で同盟の首脳が顔を合わせていた。

「アメリカの宣戦と同時にソ連も我々に宣戦布告をしてきました。幸いソ連軍は満州線で食い止めることに成功しています。がアメリカによってマリアナ、マーシャル、ニューギニアの陥落が確認されています。」

「我々は早急にアラビア派遣艦隊を太平洋に呼び戻します。陸軍はいま進行中の砂漠の嵐作戦はどうするおつもりですか?」

海軍の軍政トップの山本五十六が陸軍サイドに説明を求める。

「我々陸軍は砂漠の嵐作戦を敢行しイランを降伏させます。後にその部隊は太平洋に転進させます。空軍も砂漠の嵐作戦にはご協力頂きたい。」

「わかりました。我々も太平洋方面に戦力を集結させます。」

「我々海兵隊は太平洋での反攻作戦に備えます。沿岸警備隊も必要とあらば前線に投入できます。」

「うむ、イラン軍はクエッタ陥落による補給路の断絶で多数の戦車類を放棄しカラチの街に立てこもったらしい。シナイ半島に向かったEA軍は戦線を押し戻しています。」

「戦略参謀部、例の奴は行けるか?」

「はい、三時間前の定時連絡で作戦開始を伝えました。発射時には連絡が入ります。」

ここで出た例の兵器とは伊七〇〇型潜水艦だった。V2改ミサイル三本のみを搭載し魚雷などを搭載しない戦略潜水艦で戦略参謀部直属の部隊に属し八隻が就役していた。三隻がニューヨーク沖、二隻が北極海、一隻がセイロン島、一隻がトラックに展開しており、ニューヨークに計三本のロケット弾を打ち込むことを攻撃目標にしていた。

「浮上用意!」

伊七〇〇艦長の荻野健太中佐は部下にロケット弾の発射用意を命じた

「浮上!水上レーダー電源いれろ!対空哨戒厳にせよ!」

V2改のロケットエンジンが点火し空に巨大なロケットが飛んでゆく。もちろん成層圏まで達するものではなく飛行距離も二百キロまで抑えた代わりに無線操縦装置とカメラを使った誘導を可能にした。その為一本ずつの射出になるが仕方がない。

「命中まで1分!」

無線の誘導距離は70キロがせいぜいだったためニューヨークが見えると飛行ルートを目標まで直線にして操縦を次のロケットに切り替える。国内では47年に開発に成功した核爆弾搭載タイプも試作され始めたという。そのためにも初陣となる今回で結果を出しておきたかった。二本目、三本目が発射されると急速潜行して海岸線から離れる。この攻撃は大成功でニューヨーク市民をパニックに陥れた。国民は開戦二日で最大都市が敵の攻撃を受けた事で政府を弾劾した。政府はこれの報道を徹底して取り締まったが噂で次々と広まってしまった。北極海にいた伊七〇〇型は米国西海岸沿いに南下を開始した。

「失礼します!たった今伊七〇〇荻野艦長よりニューヨーク攻撃に成功せりとの報告が入りました。」

「グリーンランドのドイツ海軍基地で補給を受けるように伝えてくれ。」

「はっ、失礼します!」

「さて、我が海軍はこれ以上太平洋を荒らされないために留守部隊をもってしてマリアナ沖の敵機動部隊を攻撃します。海軍は小笠原航空軍と空母航空軍、空軍は硫黄島航空隊の共同で叩きます。作戦はおって連絡します。」

「わかりました。中東戦線と北方戦線では陸主海従で太平洋戦線では海主陸従で行きましょう。台湾にいる第1海兵師団はインドネシアに進出し同地の油田を守ってください。」

「了解しました。ところでカ号計画は進展しているのですか?」

カ号計画とは核兵器搭載タイプロケットの制作計画だった。

「進めてはおりますが今の所はまだ」

「大蔵大臣、今の所は継戦能力はどうなっている。」

「全ての戦線では5年は戦えます。あとはテレビやラジオでの国民への募金呼びかけなども行っていこうと考えております。あとは新しい税として消費税なるものも導入する予定です。詳しくは運輸大臣。」

呼びかけに答えた小倉が立ち上がる。

「同盟鉄道や有料道路の民間値上げを実施する他前述の税を導入する予定で、これは物品を購入する際に定価の5%を税として徴収する仕組みであります。」

「つまり、上乗せされた5%が同盟の財布に入ると言うわけか。」

「おっしゃる通りであります。」

首相の石橋湛山が締めくくる

「よし、諸君は戦争のため最大限努力してくれ。全てはこの同盟を守るためなのだ。」

「はっ!」

各職員が部屋を出ていく。第3次世界大戦の開戦を受けて世界情勢はどうなるのか?

次回死闘三戦線

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