10/20 朝刊「イロージョン・ガード、架空の人件費計上で脱税疑惑か!」
大手コールセンター運営会社「イロージョン・ガード」で、架空の人件費を計上していた疑いが浮上した。
脱税の可能性があるとして、東京国税局が調査を進めている。
関係者によると、社内から多数の「中田亜紀」「上村愛」「田中浩司」ら15名の名前が記された資料が見つかったが、いずれも在籍履歴や戸籍が確認されていない。
数年間にわたり「存在しない社員」への給与の支払いがされていた形跡があり、経費をごまかすための架空計上とみられている。
また、行方不明だった同社のオペレーター佐藤いおさんが無事に保護された。
閉鎖されたコールセンター拠点で呆然としているところを、近隣住民が通報。
当初は錯乱していたが、現在は落ち着いており命に別状はなしとのこと。
また、彼女が所持していた持ち物から業務日誌と通話記録が発見され、実在しない同僚たちの記録が残されていた。
本誌独自の電話取材で、佐藤いおさんと連絡が取れた。
彼女は動揺しながらも「同僚は全員が飲み込まれた」と悲痛な叫びをあげた。
その後、上層部の話をしようとするも突然「わかりました。ありがとうございます」と述べ電話を切った。
この件を受けてイロージョン・ガードの柊縞太郎社長は、緊急で会見を開いた。
今回の件について「この度の騒ぎに対する責任を取る」として、10/20付けで辞任すると発表。
柊氏は報道陣の問いかけには答えず、「ダメだった」と一言残して会場を後にした。
イロージョン・ガードをめぐる一連の問題について、今後の捜査で全容が明らかになる見通しだ。
コメント欄
・うわ、これ、口裏合わせとかあるんじゃね。佐藤さん、かわいそう
・あー、上層部に架空の同僚と働いているように日誌を書けって言われた感じ?
・かわいそう。社長の「ダメだった」も「口裏を合わせるように指示したが、ダメだった」ってことじゃん
・ありがとうございました。無事、出られました




