表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

リハビリ兼第二話のプロローグ

とりあえず、リハビリ兼第二話のプロローグとして、超ショートのものを出しておきます。

瑠璃は、人々が行き交う街中を国有セカンド社事務所のこの街支部へと歩いていた。このセカンド事務所支部というのは、異世界モノとかでいうところの、いわゆるギルドみたいなもので、魔物の情報とその懸賞金などを記した紙がボードに貼ってあったりする所だ。


瑠璃はそこへ歩いていた。


「ねえ君、大丈夫?もしかして、お母さんとかとはぐれちゃったりしたのかな?」


・・・・・・幼女の姿で。


事務所に出入りする時は、大人気アイドルセカンド『魔法少女ラピス』の正体が男だとバレないために、幼女の格好で行くことにしているのである。一応、変身前でも魔力をコントロールして、幼女状態になることはできるのだ。


なぜ魔力をコントロールすると女児になれるのか。それは各自で解釈してくれ。


とにかく、それで今は女児になっている。水色の髪をツインテールにして、妹のお下がり(?)の女児服を着ているのだ。


この状態だとしょっちゅう迷子に間違えられる。現に今も優しそうなお姉さんに声をかけられてた。


「だ、大丈夫だよ!私の家、この近くだから!」


とりあえず、このまま迷子として交番なんかに連れていかれても困るので、瑠璃は笑顔でそう言って、大丈夫だということを伝えた。


「そう?・・・・・・ならいいんだけど。何かあったら、周りにいる大人の人を頼るんだよ?」


「う、うん!」


「うんうん。・・・・・・そうだ!飴あげるよ!」


「わ、わーいありがとー!」


瑠璃は普通の幼女のように笑顔で礼を言った。お姉さんはその様子を見て、顔を綻ばせると瑠璃の頭に手をのせて撫で始めた。


「うふふ、かわいい。君、成長したらきっと美人になるよ」


美人になるって言われてもあんまり嬉しくないな・・・・・・その思いは言葉に出さずに、にこにこしながら撫でられるのであった。




連載にしました。どうなるかわかりませんが、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ