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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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ミラ、秘書やります7

夜のお勤めもケイゴと一緒に行った。そして晩御飯もケイゴの膝の上で食べ、アーンの応酬を受けた。恥ずかしかった。


「部屋で少し話しませんか?」


「うん。」


ケイゴと再び2人きりになる。


「今日は本当に楽しかったなぁ!最近一緒にいる時間が少なかったから、本当に嬉しかった。ステキなお店も知れたし!アレがケイゴのお店だなんて、本当にサイコー‼️また行こうね❤︎」


「はい、お嬢が望むならいくらでもお連れします。でも暫くは無理かも知れません。」


「オープンするときっと忙しくなるもんね、予約なんて取れないよね。」


「お嬢が行きたいなら、いつだって席を空けさせますよ。そうではなく、もうすぐ学園祭の準備が始まるからです。」


「学園祭?」


「そうです。高等部と大学部合同で行われる、大規模なお祭りです。」


「桜花の学園祭、行ったこと無いね。何で連れてってくれなかったの?ケイゴはずっと桜花だったのに。」


「俺は基本参加しませんでしたから。」


「何で?」


「大体この時期は家業の方もパーティー三昧です。親分の秘書として、色々会社に出勤していました。」


「そっかぁ。じゃぁ今年もそんな感じで、私もそっちにかかるのかぁー。」


「パーティーの出席はあると思いますが、お嬢が秘書をやる事はありません。」


「なんで?」


「親分はお嬢に学生を楽しんで欲しいと思っておいでです。だから今年の俺の仕事は、お嬢が学祭を楽しめる様フォローすることとなってます。」


「そっか。じゃぁケイゴも、初めての学園祭なんだね^_^一緒に成功させようね!!」

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