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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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ミラ、秘書やります!3

短くてすみません

今日集まったのは、教育に関する研究の話合いである。子供の認知発達や理解力、男女の脳の違い、運動と脳の関係など難しい話がなされる。ミラは完全に蚊帳外かやそとだ。なぜ自分が今日ここに連れてこられたか、全く分からなかった。


一通り話がやんだ時、ケイゴから突然話を振られる。


「ーーこれらは更に研究と実践が必要になる。そこで、こちらの方の言う事を聞いて、機嫌をとっておいた方がいい。」


話に入っていなかったミラはポカーンとしている。


「気抜きすぎだろ。」


ケイゴはククっと笑う。


「えっ?何?私が何?」


「自己紹介して。」


華峯ハナミネミラです。高等部1年です。宜しくお願ーーー」


「お願いはしなくていい。」


「?」


「ここにいるのは、将来華峯カホウグループの傘下で教員をしたり研究者になる様な奴らだ。ミラもそろそろ社交していかないといけないし、先に顔を覚えさせとけ。」


「か、華峯カホウ様?会長のお孫さんって事?」


「おじいちゃんがソレなら、そうですね。」


「跡取りはいないと聞いていましたが…。」


「両親は亡くなってます。幼い頃に。」


「身の危険があったから、隠されて育ったんだよ。」


ケイゴが補足してくれる。


「あと、俺の彼女。余計な気はおこなさないように!」


「亜月ってもしかして独占欲強い?」


「普通だけど。さぁ!ミラそろそろ行こうか!」


「えっ!もう終わりでいいの?」


「もうって、かなりヒマしてたでしょ?行こう!」


「うん。皆さん、お邪魔しました^_^」


「ミラの事機密事項だから。学園に広まったら、将来棒に振ったと思え。」


「「「!!分かりました…。」」」

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