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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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パーティーの準備

ここ最近の更新が止まっており、すみません。

仕事の影響か、21時頃に寝落ちしてしまっていました…。


前話後半部分を加筆修正しました。そちらを先にご覧頂くと、話が分かりやすいかと思います。

それからはメチャクチャ忙しかった。準備期間は2週間しか無い。ドレス購入やお飾り選び、主催者への挨拶の練習や主席者の情報の読み込みなどなど…。そこに日々の授業の勉強。ナオが毎日写メで送ってくれるノートに感謝しつつ、疑問点ははまとめてケイゴに聞く。ケイゴの担当教科である数学と英語(他クラスの英語も担当)は、丁寧なまとめプリントをくれる。


(忙しいのに、どこにそんな時間があるのだろう。)


正直に言って、ここ暫くケイゴとはかなりすれ違った時間を送っている。ほぼ顔を合わせない。ミラの勉強の疑問点は、すべてメールで送り、翌日まとめてメールやプリントで返されるといった感じだ。


(ケイゴ不足だ………)


「そんなに亜月君に会いたいの?」


「え?樹お兄様!?どうしたの?(口から出てた⁉︎)」


「パーティーの打ち合わせで来たんだよ。」


ミラは『?』となる。首を傾げた姿が可愛い。


「今回のパートナー、僕だよ。」


「???いや、おじいちゃんって聞いてるけど?」


「うん。実は僕!よろしく。」


樹はミラに真実が隠されている事を知っていた為、ニコニコを崩さない。秘密にして欲しいと頼んだのは、自分だからだ。


ミラはポカンとしている。


「ドレス買ったんでしょ?衣装合わせしよう!」


おいでと、手を引かれる。



***



「うん、良い感じ!ミラ凄くステキだよ。」


樹は満足気にニコニコした後、ほっぺが紅くなる。相手が樹じゃ無ければ、ミラも幸せそうに微笑んで、きっと口付けしたであろう雰囲気。ミラはそんな事を考えながら、樹にお礼を言う。


「このドレスとヒール、ありがとう!凄く気に入ったわ。お兄様からのプレゼントだってさっきタミさんから聞いたの。」


タミは概ね今回の経緯を知っており、ドレスや靴、お飾りは全て樹に請求するよう言われていた。その為、樹が選んだ物をミラに勧めて、購入を誘導した。


因みに樹は「こんなの着て欲しいなぁー」と何となくの希望を口にしただけだが、そこはプロ。ショップのスタッフは聞き逃さずメモ。それをタミさんにこそっと渡し、ミラを誘導したのだった。


「良いんだよ!ミラと一緒に行けるのが嬉しいんだから。」


最近はちょっと腹黒く感じていたが、やっぱり昔のままの爽やかな笑顔だった。


次回は、その頃ケイゴは?編をお送りしたいと思います。


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