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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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遅れた時間を取り戻せ8

突然ナオの家に来たミラ。

「どうしたの、ミラ?」


「あ、あのね、、、わ、私、、、」


ミラは今にも泣きそうな顔をしている。


「私、浮気をしちゃったの!」


「えっ!!!浮気!?何で?」


「…。」


ミラは俯き喋らない。様子を伺うとポツポツと涙が落ちるのが見えた。


(ミラが浮気なんて…。一体どうして…。取り敢えずケイゴ先生に連絡…は嫌かもだけど、した方がいいよね…?)


ナオが1人で悩んでいると、電話が鳴る。通知を見るとケイゴだ。


ナオはミラを気にしつつ電話に出る。


『はい、松本です。』


『亜月です。そちらにミラは居ますか?』


『はい、来てます。何かあったんですか?』


ナオは小声で聞く。


『それが、こちらもよく分からなくて…。』


困惑した声だ。


『ミラは浮気をしたって言ってます。』


『浮気!?』


電話越しのケイゴの声が驚きと戸惑いに変わる。


『はい、そう言って泣いてます。』


『すぐ迎えに行きます!』


言うが早いか電話を切った瞬間、ケイゴははじかれた様に家を飛び出した。


「ケイゴ先生が迎えに来てくれるって。」


「…合わせる顔がない。」


「…でも話をした方が良いよ。ミラは理由なくそんな事する子じゃないって分かってるから、きっとケイゴ先生も分かってるくれるよ。」


ナオは諭すように言う。


「…うん。」


ケイゴが来るまでミラは泣き続けた。

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