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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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インターン6

ミラは下着見え見えのシースルーワンピを着ている。その上に隠すためのバスローブという出たちだ。


一方ケイゴとゆづきは上半身裸に黒デニム。隠すつもりもない。


「じゃぁミラちゃんはベッドに座って。イケメン2人は自由に絡んでみて?」


「え!?」


ミラはそのアバウトな指示に驚いていオロオロしていると、その手をグッと引っ張られる。


「ミラ、ボーッとすんな!行くぞ。」


「え!え!え?」


ゆづきはミラをベッドへ連れて行く。それを見てケイゴはムッとしてベッドへ上がってくる。ミラを真ん中にゆづきが左、ケイゴが右というポジショニングだ。


「華峯さん、こっちを向いて。」


ケイゴはミラの頬に手を添え自分に向かせる。そして妖艶な顔でバスローブを解き肩から落としていく。ミラは恥ずかしさのあまり体をギュッと自分で抱きしめて隠そうとする。その姿にケイゴはクスッと笑う。


「恥ずかしいの?俺は見れて嬉しいよ?この真っ赤な顔も可愛い下着姿も、俺だけに見せて?ほらちゃんと顔を上げて。」


ギコギコ言いそうなくらい固い動きのミラが見上げた先に見たケイゴの顔は、明らかに生徒に向けるものでは無く愛する女を見る顔だった。


(そんな顔したら、私達の関係がバレちゃうじゃん!)


「や、やだなぁー先生、演技が上手なんだから(苦笑)」


周りのスタッフは「なんだ演技か。」と、どこか安心した様な空気だ。それにイラっとしたのはゆづき。ミラを後ろから抱きすくめ、自分の方へ倒す。


「きゃ!」


「おい、ミラ。俺がいるのに他の男なんて見るなよ。」


そう言いながらケイゴを睨む。

2人の険悪なムードをそっちのけで、さっきからパシャパシャと写真をどんどん撮られている。


「いけませんねぇ、華峯さんは大人の男が好きなんですよ。そんなガキの独占欲では振り向いてもらえませんよ。」


ケイゴはひっくり返ったミラの首から垂れ下がった紐を引く。するとスルスルとワンピースが一緒に解けていく。笑顔なのに何か凄く圧があって怖い。そして下着姿のミラをじっと見つめフッと笑ったかと思うと、耳に唇を寄せて


「とってもセクシーだね。俺を誘ってるの?」


と耳に軽いキスをする。


「なっ!ちょっ!!!」


ミラは更に顔を赤らめて顔を隠す。


(ケイゴってこんなキャラだったっけ!?)


口に出そうだったが何とか堪える。表情に何か感じ取ったであろうケイゴは、クスクスと笑っている。


「おい、この間と反応が違うじゃねぇか!俺の時はもっとスンとしてたのに!」


「これがオトナとガキの差ですよ。」


「うっざー!オッサンのくせに!」


「不用意な発言はやめた方が身の為ですよ?今世界中の20歳以上を侮辱しました。そして君もあと2年でオッサンの仲間入りです。」


※ケイゴは大学3年なので誕生日がくると21歳。因みにゆづきは高3。


ケイゴがゆづきに対して敬語なのは、挑発しているから。


「そんな事より華峯さん、俺に触りたくない?」


「えっ?」


ケイゴはミラの手を持って自分の首筋に当て、そこから下にツーっと下げていく。


「む、む、ムリー!ムリムリムリー!!」


ミラは再び真っ赤になり顔をケイゴの胸に埋める。ケイゴはその反応に満足して妖艶に微笑んでいる。


「おい、セクハラすんな!」


ゆづきがミラの腕と肩を引き、クルっと体が反転し、今度はゆづきの胸に抱きすくめられる。


「ちょ、ちょっとゆづきさん\(//∇//)?」


恥ずかしくなりすぐに顔を上げる。ゆづきはミラを見つめ不満げな顔をしている。


「おい、俺だけ見ろよ。」

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