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ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


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海水浴3

加筆修正しました。

「は?彼氏の登場かよ。カッコつけやがって。」


「彼女を返してもらおう。」


ケイゴはミラの肩をずっと抱きその場を去ろうとする。何故ならミラの目が「穏便に!」と訴えていたからだ。


「おい、何無視してんだよ!」


男がケイゴの肩を掴もうとした瞬間、ケイゴは身を翻しかわす。そのままミラを引っ張って逃げ人混みに紛れる。


「くっそ!見失った。」


「やれそうな子だったのになぁ。」


「あぁいうのが夜はスゴイかったりすんだよ。ギャップヤバイ!」





***




「ありがとう、ケイゴ。穏便に済ませてくれて。」


「…お嬢、貴方はいつどこでも厄介事を持って来ますね。」


ケイゴはジト目だ。


「ゔ…あー海入ろっとー!」


ミラは急に走り出して海へ入る。


「わー!気持ちいい!!ケイゴもおいでよー!」


「…俺は濡れたくありません。」


「そんな事言わずにおいでよー!冷たくて最高よ!」


ミラは既に腰まで入っている。ケイゴは渋々「ハイハイ」と言っているが、なかなか入ろうとしない。


バシャン!


ミラがケイゴに水をかける。ケイゴの胸あたりに盛大にかかる。


ケイゴの「うわー(サイアク)」という声が聞こえる。ケイゴは諦めて水に入ると、ミラがバランスを崩して転びそうになり、慌てて腕を掴む。


「お嬢、ふざけていると危ないですよ!」


「ごめん(^◇^;)ありがとう。」


暫く水を掛け合って(と言うか、ミラが一方的にはしゃいで水をかけて来て、ふらついたところをケイゴが掴んで助ける時に水がかかる)お昼ご飯の時間になる。


「お嬢、そろそろいいでしょ?もうご飯の時間です。さっき買ったやつも届けて貰ってましから、上がりますよ。」


「はーい!」


ミラはケイゴに手を引かれ素直に海から上がる。


「お嬢、何が食べーーー」


そう言いながら振り返ったケイゴは、自分の行いを後悔することになる。そこにはずぶずぶに濡れて白いラッシュガードとパレオが肌に纏わり付く女性がいた。ピタッと肌に吸い付いている為、ボディラインがクッキリして、無い時よりも妙な色気を出してしまっている。特にビキニラインなんて、足の間に食い込んでいる様に見え非常にエロい。


「お嬢、一旦上のものを脱いで下さい。」


「えっ!何で?」


「体に纏わりついて気持ち悪いはずです。絞りますから。」


「…さっきは人前で脱ぐなって…。」


「ゔ。KAHO家の威信に関わることですから。」


「?分かったわ。」


ミラは素直に脱いでケイゴに渡し絞ってもらう。


「さっきより断然いいねーありがとう!」


「大した事では。」


ミラはまた大人しくラッシュガードとパレオを着た。しかしラッシュガードはサラッとしているがパレオはそうでは無く、少し歩くとすぐに足に纏わり付いて下半身を強調してしまう。


(エロい、エロすぎる(//∇//)こんなの他のやつに見せられるかー!でも俺が着ろって言ったのに脱いでもらうのも…どうすれば…。)


「ミラ!ケイゴ様!いたいた!」


前から2人を探しに来た瑛太が声を掛ける。


「瑛太さん!迎えにきてくれたんですか?」


「うん、2人が遅かったから。ご飯の準備出来てるよ!」


「今忙しい時間じゃないですか?抜けて来ても大丈夫だったんですか?」


「今皆さんが手伝ってくれてるから大丈夫。寧ろ、土地勘があるから探してこいって言われた。早く行こう!」


「ありがとね^_^」


瑛太はミラの格好について、ケイゴに耳打ちする。


「…あの、ケイゴ様。お嬢様はこのままで大丈夫なんですか?」


ケイゴはギロっと睨む。


「何がだ。」


「えっ!?あー俺が汚れてるだけかも知れませんが、見る人が見たらあのパレオは…男を掻き立てると思うんですけど…?」


やっぱりかぁと思いケイゴは自分のラッシュガードをミラの腰に巻く。ミラは訳が分からないという顔をしているが仕方がない。


***


お店はとても賑わっている。


「おーお帰りなさい、お嬢。」


「ただいま、みんな^_^ちょっと着替えて来るね。」


「ミラちゃん、シャワールーム使ってね。」


「ありがとうございます!ケイゴ、シャワールーム使って良いって!先に浴びる?」

「お嬢を差し置いて浴びれる訳ないでしょ!早く行って下さい。」


「髪も洗いたいし、長くなるよ?」


「良いから行って下さい。」


ケイゴはちょっと怒り気味にミラをシャワールームの方へと押す。


「ありがとう。じゃぁお先に。出来るだけ急ぐから待っててね。」


「ゆっくりで良いですよ。」


「いや、急ぐよ!」


ミラは早足でシャワールームへ行った。

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