表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワルい男に誘惑されてます。〜天然系お嬢はイケメン893?に護られて、ドキドキな青春を過ごします。  作者: 華峯ミラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/243

オリエンテーション三日目の朝 オトナの会話 時間を遡ってます

オリエンテーション三日目のその後の話です。

ケイゴと結城の関係性も見えるかな?

「どう?卒論は進んだ?昨日やるって言ってたよね?」


職員室で仕事をしていたケイゴに、結城が話かける。


「あー。そうですねぇ、まずまずです。」


昨夜のことを思い出して、頬が緩む。


結城がすかさず突っ込む。


「ミラちゃんといい事あった?」


「それより先生ですね、ミラに昔の話したの。」


ケイゴは昨夜の話題になるのをかわす。


「そうだよ。だって何も知らないんだよ?かわいそうじゃん。」


「当時ミラは小さかったんです。だから教えなかったんです。」


「ならもう教えても良いなよな?」


結城の理屈にため息が出る。


これ以上の会話は不毛だ。


「何でミラちゃんが好きなの?」


「はあ?」


イラついた顔で結城を見る。ミラを否定された気がしたからだ。


「やっ!ごめん、ミラちゃんがどうとかじゃなくて、素朴な疑問!だって、お前ならクラスの一軍女子レベルだって狙えるだろ。」


くだらん話すぎて仕事に戻る。


「特にマキなんて、かわいいし出るとこは出ててー」


「変態教師。」


横目で睨みながら言うと、慌ててつくろうように結城は言った。


「お前と話してる時なんて胸元のボタン外してるから、谷間とか見えるだろ?ミラちゃんとそういう事が出来ない以上、たまにはクラクラっとするだろ!!つまみ食いしたいなぁーとか!」


体をメッチャ乗り出して聞いてくる。


「…通報します。」


手元のスマホじゃなく敢えて職員室の固定電話に手を掛ける。


「やめろー。」


結城は慌てて受話器を抑える。


「別にミラちゃんのこと言ってねーじゃん。」


「ミラに危害を加えるかもしれない性犯罪者予備軍の排除も、俺の仕事ですから。」


ケイゴはシレっと答えた。


「メッチャ愛されてんなぁー。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ