また、また大失敗。
ゆるゆる更新中。
読んでもらえたら嬉しいです。
「はい。お疲れさまでした」
「やっぱり、駄目に1票って言ったじゃん。パパ」
「そうだなーー。愛桜の言う通りだったなーー」
「つうか、またここかよ!!何で死んでないんだよ?」
「残念でしたーー。そう、簡単には、死ねません」
「はぁ?ふざけんなよ。マジで!俺は、おっさんの家族がどうなろうとしらねーーし。マジ、隣人ヤバいじゃん。何で、拳銃とか持ってんだよ」
「あれは、拳銃ではないな。自作で作ったやつだろう」
「自作?!なおさら、ヤベーー奴じゃねーーかよ」
「そうね。ヤバイ人ね。だから、パパはあれを作ったのよね」
「うん、うん。それで作ったんだよ」
「あーー、わかったよ。どうせ、また俺が悪いって説教する気だろ?」
「別に説教するつもりはないよ」
「ってか、おっさんの隣人なんて俺にとってマジでどうでもいいんだよ。だから、転生するのやめたいんだけど」
「やめたい……。そうか、そうか。私達、家族もこれはどうでもいいと思っていた。君がやめる気なら、こちらは焼却処分にさせていただこう」
「ちょっ、ちょっと待って。今のは、前言撤回する。だから、ハニーレモンちゃんをそこに戻してくれ」
「よかろう。こちらに戻してあげよう」
ハニーレモンちゃんとは、俺の大好きな【レモネード】というアニメのキャラクターだ。
レモンの形をしたお団子にツインテールをし、コスチュームはレモンの形をした水着の上に、テニスプレーヤーが着るようなスカートを履いているのだ。
全身黄色の彼女は、ハニーレモンという必殺技も持っている。
俺の理想の女性なのだ!!!
そんなハニーレモンちゃんを購入した価格は、50万円。
一斉一代の買い物だった。
限定フィギュアで、販売台数は僅か5体。
それを何故、この見知らぬおっさんが持っているかって気になるだろ?
自己紹介もかねて、今に至った経緯を説明しよう。