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I am the hero

まぁ、やるしかねー


人狼が2人で村人陣営6人か、


桃華/私は騎士です!


は?なんで言ってしまうの?

もしかして、人狼?


桃華/そうですかね?

まぁ、私は狂人ではないですよ?


この子、吊る?


いや、吊るのは明日でいい。

なぜなら1日余裕があるからな


いや、多分この子、人狼よ


桃華/今日は七月さんを吊ってください、彼女が人狼です

なので。明日わかります。


私は死にたくないです…

お願いします


桃華/大丈夫、死ぬ時は私も一緒だから


嘘で人狼は申告できない、なぜなら霊媒師がいる可能性があるからな

この子の言ってることは本当だろう


投票を開始してください


本日処刑されるのは七月さんです


え…なんでですか?もういいです、この人生最悪でした

じゃあね


夜がやってきました

人狼は襲撃を開始してください


ゲーム終了です


勝ったのは村人陣営です


は?


どういうことよ


桃華/まぁそういうことよ


七月/私、処刑されなかった…助かった…

誰も死んでない?嘘でしょ


あなたもしかして…◯◯◯◯◯◯?


桃華/その可能性もありますね


まぁそれならそう言ってくれればよかったのに



それよりも、彼女は戻って来るのだろうか


隣のドアが開いた


出てきたのは…


え?


嘘… 2人しかいない


生きてたんだね


「わ、た、し、人狼でした」


 なんだ?人が死ぬとこ見てきたんでしょ?なのに

 なぜこんなにもこの子をみると闇に吸い込まれるの…

 

 一体なにをしたの?


わかった、もうk「帰ろう、桃華ちゃん」

背筋に嫌な物が走った

こいつは心まで狼だ


だって今の声なぜか…少し明るかった


「復讐者ってどんな役職なんですか?」


復讐者

自分を◯めようとした陣営を滅する

つまり、人狼が襲撃しようとしたら、人狼陣営が消えて

村人陣営の勝ち

村人に処刑されそうになったら、村人陣営が消えて、私1人になって人狼陣営の勝ち

復讐者は悪のカリスマだから、誰が人狼か、いや、全員の役職を知っている

これがアベンジャーだよ


「そうなんだー!」


なんでこいつはこんな元気なんだよ


「でも、あの人とまた対戦したいなー」


基本的に、一度戦った人とは2度と対戦できない

役職がバレるから


もう、2度と戦わないでよ、小夜(さや)


「そうだね」


絶対こいつ戦うだろ


「復讐者の能力、対戦相手は知ってるの?」


知ってるよ

だから利用される時もある

復讐者は自分は絶対死なないけど、

一日目、人狼に襲われないと、誰かが死んじゃう

だから自分を人狼に襲わせるシナリオを立てなきゃいけない


 そう、人狼が誰かを報告

人狼は正体をバラした私を襲撃しようとする

騎士申告することで、怪しまれるが、騎士は出たら人狼に襲撃されるから、怖くて出れない。

霊媒師の存在があるから、私は後日吊ればいい

つまり、私は処刑されず、襲撃される

処刑される人間は襲撃されなくなるから、処刑されないようにしなければならない


「人狼は死なないの?」


人狼は処刑以外では死なない(呪いの人狼以外は)

そういうシステムがあるから

ただ村人が私を処刑しようとすると、村人は死んじゃう


昔は処刑が先でその後夜になって人狼が襲撃してたんだけど、ある時、それが変わって順番が逆になったの、つまり人狼が私を襲撃した時点で勝負はつくの


「今日はすごかったなー」


いづれにせよ、また近づいた

運営の地獄送りに


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