闇堕ち
この趣味仲間とか言う
ディズニーみたいなキャピキャピ女子
を危険な仕事に付き合わすわけにはいかない
普通なら、正体隠すだろうが
敢えて正直に言った
私、デスゲームを地獄に送る仕事をしていて危ないのでここで別れませんか?
「え?る?」
変な声出たよ
いや、あのですね、まぁ私そう言う仕事してるんですよ
「納得いきません!私もそのデスゲームを地獄に送る仕事手伝わせてください!」
この好奇心、分かるわー
あのー、私今まで復讐者って言う無敵の役職でやってたので、
生きてるんですよ
あなたは多分村人とかになると思うので、やめていただいた方がいいと思います、本当に死にますから
「私、人狼やりたいので、人狼になると思います。」
いや、いい人なんだけど、何言ってんの?
「私やるよ、マジで」
まぁ私が死なせないようにするしかないな
じゃ行きますか
「はは!やったー!」
笑い方ミッキーそのものだな
というか、今の会話なんか違和感あったなー
何か大事なこと見落としてるような
そういえば、あなたはなんの仕事やってるんですか?
「ぬいぐるみを製造しています」
なんか幼いなと思ったらそういうことか
ここから先は地獄です
今ならまだ引きk…「行っちゃいましょう!」
…
「というか、招待もされずに入れるんですか?」
招待じゃなくて、正体を知ってたらもう参加してるようなものです
誰でも参加できるんですよ、ここの存在を知ってたら
辺りは暗くまるで地獄の前にいるような雰囲気だ
「初めて参加されますか?」
ここで、はいを押すと、役職チップが手の甲に注射されます
「痛い、なるほどこれで私の役職が決まったのですね」
ゲームが開始されると、自分の役職が自分だけに表示されます
「お集まりの皆さん、本日は人狼ゲームにお越しいただき誠にありがとうございます」
始まった。
「ゲーム開始です」
まずい!
「私たち、別な部屋に振り分けられたみたいですね」
今すぐここから逃げましょう!
「どうやってですか?」
入り口を爆破してこじ開けます!
「でも私、あなたの迷惑にはなりたくありません
大丈夫です!絶対に戻ってきます」
なぜだ、またも失うのか
いや!私が許さない!
「だから!私が参加したいの!」
どうして…
てか、別にいいか
わかりました、絶対戻ってきてください!
「see you」