神世界
世界崩壊から、かなり経った頃、
私は新たな世界を作った
よし!
想像しろ
ただ平和な世界
戦争がなく、
全員が思い通りに、行動できる
魔力の素と呼ばれる物質を作った
だが配布する量は全員同じ
基本的に、それを摂取すれば、味を感じることだろうが、
空を飛ぶことだろうが、生命活動を維持することだろうが
なんでもできる
これにより、圧倒的な自由を得た
この魔力を等量、配布する仕組みは
そこらへんの草から魔力を取り出すことができるが
私の配布する瓶に入れる
ってな感じになっている
「この世界の果てはあるのですか?」
「果てはある、ただ定まっていないんだよ」
氷人よ
「なんだ、作者さんよ」
気づいているの?
「何にだよ?」
この世界では物理法則などは
無視されるのかな?
「そうした。やっぱり、前の世界の法則じゃ限界があると思ってさ」
じゃなんでこの世界には空があるの?
なんで地面があるの?
地面を掘り続けたら何がある?
なんで重力があるの?
「だから、どういうことだよ?」
重力があるってことは、万有引力がある
つまり、粒子があるってことになるよね
まぁ、前の世界の法則を色々と持ち出しちゃっ
てると思うんだよね
「この世界には他の惑星とかは登場させないと思うぞ」
まぁ、そうならいいんだけどさ
あれ、前、私を倒した時、この世界は
コントロールできないってことでたおしたん
だよね
「だから、他の惑星ができちゃうってことか?」
まぁ、それは君次第だよ
「この世界は平和だと思う。好きなように生きれて
殺すこともない、でも死ぬことはできる」
生き死にの概念はあるんだ
「確かにな」
死んだ人間はどうするの?
「生まれ変わる?」
生まれ変わるってことは、死なないんだね
円環の中では
「死ななくていいと思ってさ」
じゃこの世界の外はどうなってるの?
「無かな」
じゃ、ここは有で、粒子で満たされて
万有引力がある
ってことは惑星がある可能性もあると
「まぁ、他の惑星も作って、そこに行きたい人は行けばいいかな」
その惑星には人がいるの?
「まぁ、どうでもいいよ。今はさ…」
まぁ、新も言ってたもんね
考えなくてもいい世の中があればなって
「そうだな」
無の中に有があるとさ
有が、無の中に拡散するんじゃない?
「まぁ」
なら、この世界、いつか壊れるような気が…
「そういう世界にしなきゃいいんだよ」
そうだね
「あと、無理して面白い展開なんて作んなくていいと思うぞ」
でも、読者もいるよね
「見られなきゃどうってことなくね?
作品を作ることの価値は、その過程にこそあるのではないの?
つまり、快楽のため、安心のためとでも言おうか」
見られる可能性も考えちゃうんだよね
「見られる可能性よりも確かなのは、描いてる時の自分の感情じゃない?」
そうだね
今日も平和だな




