色眼鏡
漫画を読んで育った世代が結構な人口比率になった今、漫画は子供が読むものだなんて言う人はもう少ないと思います。
しかしアニメとなると抵抗のない人はやや減るんじゃないでしょうか?更にファンタジーなど分野を絞ると、もっと少なくなりますよね?
その手の新しい文化が子供のものだというのは、ある意味本質かと思います。ただ子供が受け入れやすいという事は、逆に表現方法としてはかなり上質なものじゃないかと私は受け取めています。具体的な情報量が多すぎると、想像力を潰すなどの意見も分からなくは無いです。でも伝わるという事は大切じゃないでしょうか。文章で言えば純文学もラノベも線を引かずに読まなきゃ損損、です。
新しい表現方法を否定し、毛嫌いすることはそれを使って伝わってくる何かを拒絶することになるので、勿体ないなと思うわけです。
簡単に言えば今度始まったアニメ「葬送のフリーレン」は最高だという事です。なかなかに話の進行は地味です。でも一視聴者としてですが、この作品が多くの人に見てもらえることを祈りたくなります。そう思わせる作品です。色眼鏡は外しましょう。私は近眼なので裸眼では見れませんけどね。




