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道楽草  作者: 十三岡繁
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1億年後の皆さんへ

 ラジオから流れる坂本龍一氏の楽曲を聞きながらふと思いました。この音楽は一体いつまで残るのだろう?


 記録方法や伝達方法が確立していなかった1000年前の楽曲は、日本には残ってるんですかね?西洋ならグレゴリオ聖歌とか古いものもあるようですが、楽譜のなかった時代のものに正確性はないかもしれません。


 過去を辿るには限界がありそうです。でも現在ネットに広がっている音楽データは1000年後でも残るような気がします。1000年と言わず1万年でも100万年でも…もしかしたら1億年後でも人類が滅びない限りは残るんじゃないでしょうか?


 インターネットの凄いところは記録の分散じゃないかと思います。ひとつの大きな塊ではなくて、沢山のものが集まって一つになっているところが面白い。部分的には損傷しても、全体が一気に消え去る事はもうないんじゃないでしょうか?もしかしたら人類が滅んだその後にだって残るかもしれない。ネットが広がる前と、広がった後…これはコンピューターの発明よりも画期的な人類の節目に当たるような気がします。

 

 年月と共に、音楽だけでなく残っていく記録やデータは膨大なものになっていくんでしょうね。1億年後にはどうなっているのか想像もつきません。1億年後の未来人がデーターベースから坂本龍一の楽曲を探し当てて、パクってなんかしらの曲を作るなんて未来もあるのかもしれない。


 ここで今書いているこの駄文も、もしかしたら自分の意図とは関係なく、1億年後にも残っていて誰かに読まれる可能性がゼロではないような気がしてきます。一応呼びかけておきましょう。


 1億年後の皆さん、地球人は宇宙の真理に辿り着けましたか?私たちの時代の坂本龍一という音楽家が作った「戦場のメリークリスマス」という曲はすごくいいので、探し出して一度聞いてみてください。

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