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道楽草  作者: 十三岡繁
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流れ

 仏教は好きですが、哲学と捉えているので特定の宗教はこれと言って信じていません。しかし時々身の回りに起こることで、流れのようなものを感じることがあります。


 私はド近眼ので、メガネが無いと生活が全く立ち行きません。もちろん眼鏡をかけて生活しているわけですが、いつでも予備も持ち歩いています。二つの眼鏡は度を一段変えてあって、普段は度が緩い方をしています。車の運転時や遠くのものを見た方がいい時は度の強い方にかけかえます。緩い方をベースにしているのは、老眼が入ってきているので強い度数だと、今度はデスクに向かっての作業時には見え辛くなるからです。


 近眼の進行はだいぶ遅くはなってきましたが、それでもまだ続いていて、先日更に度数の強い眼鏡を新調しました。先週末ぐらいに届いて、運転専用で車に置いておこうかなと思ってましたが、今朝いつもかけているメガネの柄の部分が折れてしまいました。タイミング良すぎです。


 漫画ワンピースで、一味が最初に乗っていた船『ゴーイングメリー号』は、ボロボロでもう動く状態では無かったのに、最後に力をふり絞って一味を運びます。もしかしたら壊れてしまった愛用の眼鏡も、新しいものが届くまでの間限界を超えて頑張っていてくれたのかなとふと思いました。


 そうしてそれは一連の流れの様にも感じました。仕事でも似た条件の仕事が二つ同時に来たり、明日あることころへ行く用事がある時に、たまたまそこでの用件が他に発生するなど、偶然にしては出来過ぎだなと思う事がよくあります。運命というと大げさですが、そういう時にはなにかの流れにのまれているのかなと感じます。抗うことはしません。

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