表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
道楽草  作者: 十三岡繁
78/313

最適化問題

 NHK朝ドラの「らんまん」もそろそろ終わりが見えてきました。終盤になって何度も名前が出てくる南方熊楠氏ですが、氏と言えば粘菌です。いいのか悪いのかイグノーベル賞をとっているのでご存知の方も多いと思いますが、粘菌には迷路を解く能力があります。


 平面的な迷路に粘菌をまんべんなく配置して、スタートとゴールにエサを置いておくと、一体化した粘菌はスタートとゴールの最短ルートを指し示すというものです。


 実験の詳細はネットで検索するとすぐ出てくると思います。私がこの話を聞いて前から思っていたのが量子コンピューターとの類似性です。量子コンピューターが得意とする計算は、まさにこれと同じ最適化問題です。


 専門家ではないので量子コンピュータの仕組みは良く分かっていませんが、現在の理解としては計算より実験に近いものだと捉えています(違っていたらスイマセン)。従来のコンピューターの様に計算して答えを出すというよりは、条件を入力してやると正解に収束していく…実験結果の様に答えが出てくるという感じです。


 粘菌はもちろん脳なんてない単細胞生物なので、考えて答えを出しているわけではないです。代謝に一番有利な状態に収束していった結果、正解を導き出したという風に捉えています。でもこれって似てませんかね?


 人間は理屈が分からないと不安な生き物なので、不可解な事があると一生懸命理屈を考えますが、考えても分からない理屈というのは永遠にあって、そのあたりにこの世界の本質が隠されているんじゃないでしょうか?


 でも考える事自体は楽しいので、解けない謎は神様からの贈り物なのかもしれないなと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ