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道楽草  作者: 十三岡繁
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文化の進化

 子供の頃からアニメは身近な存在でした。当時はワクワクして見ていたものです。ただ今になって当時のアニメを見ると荒いですね。デッサンも狂っていて時には紙芝居のようにも見えます。最近の人気作も結構チェックしてますが、その進化は凄まじいと感じます。


 コンピューター技術の導入による、作画の省力化やクオリティの向上という面はもちろん大きいと思います。3Dのモデリングなどを下敷きにするなど、動画としても技術的な恩恵はかなり受けていると思います。


 しかしながら最終的に構図や画角なんかを考えるのは、アニメーターや監督の頭の中です。技術的な向上とともに、この部分の進化というのも物凄いんじゃないかと思います。それは宮崎駿氏や庵野秀明氏等、突然変異的に出てくる才能もある中で、折り重なり積み重なり、すそ野も広がって厚みが出て進化していってるように思えます。


 技術だけでなく、それを使いこなす側の進化も同時に起こっているという事です。道具というのは人間が使うために作られるものです。しかし時にはその道具によって、使う側の人間も進化を促されているような気がします。


 その進化の速度は、技術の発達が指数関数的に早くなっていくのと同時進行だとすれば、これから更にどうなっていくのかは、楽しみでありながらも、怖さを感じさせます。

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