LRTの不思議
Light Rail Transit、略してLRT…低床型の路面電車の事で、日本でも各地で導入されて最近話題になっています。地下鉄やモノレールに比べて設置コストも安くて、素早く手軽に作ることができる…なるほど素晴らしいんですが、一つ大きな疑問があります。
なんで線路が必要なのか?
今は解析技術やAIも発達していて進行方向も細かく制御できるので、道路に太く黒い線でも書いて置けばその上をなぞって移動するぐらい訳ないと思います。なのになぜ物理的線路を作る必要があるのかちょっと理解できません。
札幌の地下鉄は線路は無くて、ゴムタイヤで動いてますが、案内軌条と呼ばれるガイドレールが付いているそうです。そこはまあ時代的に仕方が無かったと思うんですが、今は無くても運航できるんじゃないでしょうか?
何か昔からそうなっているから、線路が無いと何となく不安みたいな理由で敷いてるんじゃないかと勘繰ってしまいます。これで電力源も内蔵するとそれってバスとどう違うんだという話にもなりそうですが、違ってる必要も無いような気がします。
線路の敷設手間が無くなれば、更に低コストで気軽に導入できると思うんですが、どうしてそうならないのか不思議でたまりません。理由を知っている人がいたら教えてください。




