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道楽草  作者: 十三岡繁
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まわしているだけ

 電気自動車がエコかどうかをふと疑問に思った。エコの定義も難しいが、ここでは温室効果ガス…主にはCO2削減としてみる。確かに電気でモーターを回す限りは二酸化炭素は発生しない。しかしその電気は日本において、現在70%ぐらいは火力で発電している。車載バッテリーも定期的な交換が必要だ。そこにもエネルギーが必要になる。発電所で作った電気を送電したり蓄電したりでロスも生じる。


 ネットで色々と情報を検索しても、意見は割れている。化石燃料のエネルギー変換率は発電機の方が高いなど、エコであるという方がやや優勢にも見えるが、なにかいまひとつ根拠となる数字と計算式が見当たらない。


 ただこれは本題ではない。排出された二酸化炭素は、植物にとっては太陽光を使って活動エネルギーと自分の体を作る大切なものだ。その植物が生物の食物連鎖のベースにもなるし、活動エネルギーの源になる。最後は化石燃料にもなる。


 地球はある種閉じている。たまには隕石が降って来たり、徐々に大気が宇宙空間に漏れ出したりと±はあるが、総じて物質の量は一定だ。核エネルギーを使えば総質量は減るが誤差のようなものだ。あとは単に人の力も含めて生物が分子を組みかえてぐるぐる回しているだけの事である。エネルギー源は地球上の核エネルギーを除けば太陽だ。


 そう考えると、子供の頃に遊んだレゴブロックを思い出してしまう。組み替えて色々な形にして遊んでみるけども、ばらせばその総量は変わらない。組み替えるという人間の活動エネルギーが加わって形を変えて行っているだけだ。人間が太陽、レゴブロックが地球上の元素になっただけの話である。


 なんとなく地球全体で一つのおもちゃのような気がしてしまった。このおもちゃは誰の為に用意されたのかを考えてみると、世界の在り方はまた違った印象になるような気がする。

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