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道楽草  作者: 十三岡繁
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甲子園

 高校野球には関心が無くて、普段は甲子園の中継とか全く見ません。でも今年は慶応が勝ち進んでいるので、久々に見てみようかなと思います。理論的にそんなわけないんですが、応援するチームの試合を自分が見ると、負けてしまいそうな気がして躊躇する気持ちもあります。


 慶応のどこが好きかというと、とにかくまずは坊主頭で無い事です。短髪は好きなので自分も普段から坊主みたいな髪型をしてますが、強制されるのは御免です。多くのチームは別に強制はしていないが、生徒が自主的に坊主頭にしているとか言うんでしょうね。でも絶対に同調圧力があると思います。日本の嫌な部分が透けて見えるような気がします。


 更に慶応はチームの方針として、野球を楽しむことを重要視してるんだそうです。仕事でも何でも楽しむことが大切だという事は、教育の一環としての高校野球なのだから、学生さんたちには大いに味わってもらいたいです。


 最近になってスポーツ推薦をとるようになったから、力が上がっているという話もあります。それは確かにあるとは思います。個人的にはスポーツでも何でも、できる人間は勉強と同じく評価の対象になっていいと思います。そうして、聞いている話だとスポーツ推薦であっても、結構な学力が無ければ入学できないとの事です。入ったところで授業についていけなければ落第しますからね。


 慶応も早稲田も付属の高等部は、学力が及ばないとかなりの人数が落第します。そうして落第が続けば放校処分となります。まぁ落第せずに無事に大学に進学しても、シンプルに学力という面では付属上りは一般入試の学生に大きく劣ります(特定の科目においてはそうでない人間も多いですが^^;)。ただ実社会に出て活躍している人間は、聞くと付属上りだったりすることも多いです。


 今の日本の教育制度に欠けている、何か重要なものが付属高校という形にはあるような気がします。因みに慶応の方は知りませんが、早稲田の場合は付属は『高校』という位置付では無くて、あくまで大学の一部であるという考え方をしています。

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