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道楽草  作者: 十三岡繁
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四次元の存在

 視点が変わると、見え方が変わる。今朝見たテレビドラマでそんなシーンがありました。


 実はそのことは20世紀最大の建築家と言われたル・コルビジェ氏が追い求めたテーマの一つなんじゃないかと思っています。その思想は日本人の三人の弟子にも脈々と受け継がれますが、特にその中でも故前川國男氏が色濃く体現されたように思います。


 前川氏の設計した建物は、建物に辿り着くまでのアプローチにその特徴があります。長いアプローチを経て、建物に辿り着いて、別の角度からそのアプローチを見るとまた違った風景が広がるといった仕掛けが多い様に感じます。


 なので建物の外部空間であるアプローチは建築の一部になっています。


 空間は縦横高さの三次元で構成されますが、人の動きや視線の変化は時間軸がなければ成立しませんね。建物=ビルディングは主に三次元の存在で、建築=アーキテクチャーは主に四次元の存在を表す言葉かなと、そんな事を思いました。

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