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道楽草  作者: 十三岡繁
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サイクル

 物事にはサイクルという物がある。それはとても大切だ。完璧なシステムなどという物は存在しない。時代や環境によって良い悪いは変わっていく。関係する人々の立場や味方でも色々と分かれるだろう。なのでおかしなところがあれば、関わる人がそれを改善していけるサイクルが重要だと思う。


 変化への順応としてのサイクルも大切だが、持続という面でもサイクルは大切だ。今建築の現場では職人さんの高齢化が顕著だ。高齢の人が引退するころには、若い職人が育っているというサイクルが崩れているような気がする。


 それは建築の世界だけではなく、職人と呼ばれる人々の世界では、ごく一部の例外を除いて同じような事が起こっているように見える。


 同じ軌道をだただぐるぐる回っているだけでは、周辺の状況の変化には対応できないし、持続サイクルというシステムを改善するサイクルが大切だという所で最初の話に戻る。


 二つのサイクルがうまくかみあったときに、社会はうまくまわるのかもしれない。まわるというのがサイクルだ。

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