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道楽草  作者: 十三岡繁
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ひきこもり

 朝のテレビ番組でひきこもりの特集をしています。「こうあるべき」というプレッシャーがひきこもりの原因となっている様な話をしています。でも「ひきこもりはやめるべき」というのも立派なプレッシャーのような気がします。


 ひきこもりが悪いんじゃなくて、ひきこもることが辛いとかきついとか感じることが良くないんじゃないかと思います。ラノベで異世界転生した主人公が、いかにひきこもり生活を実現するかを模索するという話がありますが、辛く苦しくないなら別にひきこもっていてもいいんじゃないかと思います。


 もちろん現実社会では生活費はどうするかという、経済的な問題があると思います。ひきこもりの辛さと餓死をする辛さを比較して、どうするのかは自分で決めればいいかなと思います。

 

 自己肯定感が不足しているという話もありますが、人間の意識……自己というものは物凄く世界にとっては重要なものだという事が、最先端の物理学でも分かってきました。先日、世界には実体はなくて、縁から起こる事(縁起)が全てだみたいな仏教の考え方を書きましたが、自己にとっての世界は、あくまで自分と世界の縁で出来上がっているわけです。肯定も否定もないです。自分の存在が無くなったら、世界も無くなるぐらいの捉え方をしていいんじゃないかと思います。


 人間は凄いんですよ。誰もが宇宙の存在と等価だと言ってもいいくらい凄いんです。人生は道楽です。大いに人生を楽しみましょう。

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