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道楽草  作者: 十三岡繁
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脳機能の拡張

 先日仕事場で打合せ中に停電が起きました。最初はブレーカーが落ちたのかと思いましたが、分電盤を見ても落ちてません。廊下に出ると隣の人も出てきていて、自分のところも電気が止まっているとの事でした。そうなると建物全体で落ちたのかと思ったわけですが、建物外の通りを見ると信号も消えています。そこで初めて地域一帯で停電が起きていることに気が付きました。


 電気が止まるとヤバいです。ノートパソコンだけ動いてましたが、ネットにも繋がらず、接続したモニターも消えてエアコンも止まります。建築関係の人でないとピンとこないかもしれませんが、水道も直結か高架水槽方式でない限りポンプが止まって出てこなくなります。ガス湯沸かし器も着火できなくなります。


 今一生懸命某国では核ミサイルを開発したりしてますが、システムや電気系統を狙った方が、よほど社会的ダメージを相手に与えられるような気がしました。それには大した人数も必要なくて、もしかしたら超天才が一人いれば事たりるかもしれません。コスパがとてもいいですね。


 ただそんな天才を見つけるのも育てるのも容易ではないでしょう。そこで脳機能の拡張です。今巷ではAI技術が話題ですが、まだまだ創造性という部分では当分人間レベルまで到達しそうにありませんん。なのでゼロから作るんでは無くて、人間の脳機能を拡張する方向にシフトしてみたらどうでしょう?


 荒唐無稽な話と思えるかもしれませんが、身近なところで言えば電卓です。電卓があれば計算の苦手な人も、ものすごく大きな桁数の計算を正確に行うことができます。これも立派な脳機能の拡張です。そうしてパソコンも同じでしょう。パソコンという実に汎用性の高いツールがネットに接続することで、個人が今までにない影響力を社会に対して行使できるようになりました。これは脳機能に加えてコミュニケーション手段の拡張といえるかもしれません。


 とにかく脳…考える力と言い換えたほうがいいかもしれませんが、これを拡張することで核並みの社会脅威を生み出せるんじゃないかという事です。対抗するには同じく能力の高い人間を探し出すか生み出す必要が出てくるでしょう。または拡張です。


 というかすでにそんな脅威は現実のものになっているのかもしれません。

もしかしたら最初に書いた停電の原因も…

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