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道楽草  作者: 十三岡繁
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ドラマの原作

 今期も色々とドラマが始まりました。なるべく最初の方は見るように心がけているんですが、明らかにダメそうなやつは最初から見なかったりもします。


 ドラマの原作としては今、大きく三つのパターンがあると思います。オリジナル脚本、小説、漫画です。最近見ていて小説原作が一番面白いような気がします。小説や漫画の場合、元ネタはあっても脚本家が解釈して物語を作り直すという部分があるとは思いますが、原作ファンの事も考えて、それなりに忠実に話は進みます。


 漫画と小説でどう違うのかというと、一言で言って漫画の方が設定が派手に感じます。話の進行も大げさなものが多くて、どうもリアリティの枠を吹っ飛ばしているものが多い様な気がします。それはそれで面白いんですが実写となると、どうしても荒唐無稽すぎると感じた場合、話に入っていけません。


 もちろん小説原作であっても荒唐無稽なところはあるんですが、映像化されるといい塩梅に調整されるような気がします。漫画は話と同時にビジュアルも原作で入っているので、脚本家が調整できる余巾が少ないのかもしれませんね。


 オリジナル脚本の場合、毎週毎週つかみがあってひきがあって、全体を通してのストーリーもあって十話ぐらいは書かなければいけないという、書き手側には地獄のような条件があるので、なかなか落ち着いたものにはなりにくいのかなと、自分でも話を書いている最近は特に感じます。


 ちなみに今期一押しドラマは池井戸潤さんの小説が原作の「ハヤブサ消防団」です。あとはもう今期という話でも無いですが、朝の連ドラの「らんまん」です。オリジナル脚本であっても、後ろに実話があっての物語なので面白いですね。事実は小説より奇なりです。主人公万太郎が暮らす十徳長屋の様子が、古き良き日本を想起させてくれます。

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