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道楽草  作者: 十三岡繁
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便所の修理

 現在住んでいるマンションの築年数は20年ぐらいになりますが、新築時に住み始めてまだ一度も便器などは交換していません。最近何回かに一度、水を流した後にタンクの中から水の流れる音が聞こえてくることがありました。

 最初はボールタップという給水を調整する装置の故障かと思ったんですが、どうやらタンクから便器に水を流す部分の止水ボールの劣化が原因だったようです。


 建築業界に身を置いていますが、個別の設備機器の不具合などは自分ではどうにもできません。今回も専門の職人さんに診てもらって、劣化したパーツを交換してもらいました。素晴らしい手際でした。確かに言われてみれば、タンクのオーバーフロー部分まで水が達していないので、出てきた水は便器に流れ出しているはずです。ごく少量であったので目視で分かりませんでした。流石は経験豊富な職人さんだなと改めて感心しました。


 これって今後AIが発達してフィジカルな機構を手にしたとき……分かりやすいところではヒューマノイドですが、本当に代替できるんですかね? 設計作業の方が代替は早いような気がしていますが、白でも黒でもないグレーという部分がどこの業界にもあります。建築業界は特にこのグレー部分が多いと感じていますが、AIに処理できるんでしょうか? そちらはまだ机上の話ですが、これが更にフィジカルで手作業の話になると、科学的にはよくわからない勘というものが大切になると思うんですが、AIに勘は備わりますかね?


 最もAIに代替が難しいのがお笑いだと思っています。素っ裸でお盆で局部を隠すとか、海パン一丁で履いていないように見せたり、粉チーズを一気にかけたり、テンガロンハットで訳の分からないことを言ったり……AIにそれを創造することは当分無理なような気がします。


 とにかく便所の不具合は解消されたようなので、精神衛生上はかなり良かったです。夜中寝ているときにちょろちょろ水の音が聞こえてくると、ノイローゼになりそうですよね。あ、AIもそのうち人間に近づいてノイローゼになったりするんですかね?

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