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道楽草  作者: 十三岡繁
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ジャネーじゃねぇの法則

 歳をとるほどに、時間の流れを早く感じる……もちろん実際の所は時間の流れ方が早くなるなんてことは、空間が歪んだり重力に余程の変化でもない限り起こらないんでしょうが、体感的には確かに実感しています。これは『ジャネーの法則』として有名ですね。


 まぁそれはいいとして、問題なのは物語を書くときです。年甲斐もなく高校生が主人公の話なんかを書く場合、時間の流れを現在自分の感じている物とは別物にしないといけません。実生活では春になれば、夏なんてあっという間にやってきます。しかし高校生の頃を思い出すと、春に新学期が始まって夏休みが来るまでの間……それはそれは長かったです。エピソードなんて一つや二つではなく、二桁ぐらい心に残っていても違和感がありませんでした……多分。ちょっと忘れかけてます^^;。


 とにかくその手の話を書いていると、一ヶ月のうちにこんなに色々な事が起こっていいのかなと、現年齢の自分からは実感という点で不安になる事が多々あります。ただ没頭していくと、段々と違和感が無くなっていくんですよね。まるで自分が高校生の頃に戻ったような不思議な感覚です。


 まぁそれも一旦我に返ってみると、また大丈夫かいなという不安が襲ってくるんですけどね。この歳になると何事であっても、数か月後どころではなくて、来年でもいいかなんて平気で先送りできたりします。高校生ぐらいの若者にはそれは絶対ないと思います。


 でも先ほども書いたように、没頭すれば当時の時間の流れが蘇るようで、本当に楽しい体験です。読んでいる人にも、それを感じてもらえたらいいなと思います。名付けましょう。時間の流れが段々と早く感じるようになることが『ジャネーの法則』であれば、物語に入り込むことで当時の感覚に戻ることを『ジャネーじゃねぇ法則』と呼びましょう。


 ただの駄洒落ですね。これだからおっさんは……といわれそうですが、そこは本当はおっさんなので見逃してください。

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