急がば回れ
現在、日本は深刻な人口減少局面に突入しています。しかしその一方で、上下水道や道路などの社会インフラは老朽化しています。更新するにはお金も人手も必要なのに、それをどこから捻出するのか? ソースを裂くのだから、他に振り分けているソースを引き上げるしかない……常識的にはそうなります。それは現在財務省が緊縮財政でプライマリーバランスを大切にしているのと同じですね。もちろんそれもまた正解なんだとは思いますが、一番大切な指標が抜けています。
それは楽しさです。面白さと言ってもいいでしょう。そんなこと言ったって実際に人は減るしインフラは更新しないといけないし、どうしろっていうんだって話ですね。ではそれを解決できそうな一番面白そうな方法は何か? 直接的な働きかけだけが解決策では無いです。間接的な解決策であれば、その幅は大きく広がります。
まずはAIです。現在ホワイトカラーが担っている業務は、その多くがAIにとって代わられるというのが社会の共通認識でしょう。で、あればそこで出てくる余剰な労働力は、現在ブルーカラーと呼ばれている職業に推移していくでしょう。ブルーカラーなんか嫌だという人もいるかと思いますが、それはイメージの問題です。いや、イメージを作ってしまった労働環境でしょうね。建築業界にいるので必ずしもそうではないと思っていますが、短時間働いて高収入を得て、社会的地位も高ければ魅力的にはなりませんか? どんな仕事であっても本気で取り組めば、楽しいしやりがいがあると思っています。しかしまぁこれは短期的な話です。
一番投資効率がいいのは、人型汎用ロボットの実用化だと本気で思っています。この社会はヒューマンスケールで全ての寸法が決まっています。だから人型汎用ロボットは非効率的に思えて、実は最も効率がいいと思っています。住宅なんかは改修の必要も有りません(但し重量は気にして欲しいです)。
上下水道も道路もその更新工事はヒューマノイドにやってもらえばいいのです。指示する方もAIでいいです。人間と違って同時並行な情報交換もできるので、並列志向型のAIを全てのヒューマノイドに搭載した上で、常時情報と思考を共有したら、かなり効率よく作業も進むと思います。
人間がしているほぼ全ての労働を、ヒューマノイドが担うようになった場合、現在ブルーカラーと呼ばれる仕事に関しても、それは趣味のようなものになっていくでしょう。大工さんて今の評価では、ブルーカラーなんでしょうか? でも趣味で日曜大工をする人は多いですよね。全ての仕事でそういう部分があると私は思っています。




