カクヨムコン11短編部門お題『卵』
現在カクヨムコン11が開催中ですが、短編部門で『卵』というお題が出ていたので、以前なろうの方で同じく『たまご』(多分ひらがな?)のお題の時に書いた『たまごと共に目覚めた朝は』で参戦してみました。
※他サイトの話ですが、ご一読いただければ幸いです^^;
https://kakuyomu.jp/works/16817330667744440249/episodes/16817330667744469257
ずいぶん昔に書いた話ですが、自分で書いたものながら分析すると面白いですね。
まず舞台設定ですが、主人公は高校生の男で隣に幼馴染の女の子が住んでいます。このあたりはべたな設定ですね。ただ具体的な作品名を挙げると『タッチ』から前が思いつきません。ドラマ『時間ですよ』も隣でしたが、幼馴染ではないですよね? そうして幼馴染という設定がすでにラブコメの定番です。相思相愛のハッピーエンドに始まって、幼馴染とつかず離れずの話とか、時には恋敵になってみたりとか、今でもいろいろと使い勝手がよさそうです。
そうして高校生であることは、母親との制服の下りだけでもわかるところを、口でわざわざ説明してますね。これはカットしてもいいかもしれません。ただ思春期という点を強調するなら、この設定も最初の方で大きく刷り込んでほしいところです。
朝起きたら突然にというところはもう古典ですね。カフカの『変身』です。でもこの設定も結構あるんじゃないでしょうか?
男女入れ替えネタもよくあります。しかしこれも元祖を振り返ると大林信彦監督の『転校生』ですかね。それ以前にもあったと思いますが、頭に浮かびません。最近だと『君の名は』ですね。なぜ入れ替わってしまったのか? 『転校生』では明確な理由は明かされませんでした。『君の名』はもはっきりしたところは分かりませんでしたよね。人々の命を救いたいというのは誰の意思だったんでしょうか? 神様? それとも亡くなった人たちの魂? そこには答えがあってもいいような気がしました。ここではうっかりミスです。
イースターエッグについては、むしろお題の『たまご』から無理やり引っ張ってきた感がありますが、これもSFものでは結構定番です。ビジュアル的にもろ『たまご』となると、スピルバーグ監督の『 レディ・プレイヤー1』が印象深いのではないでしょうか?
メインテーマとしてはシミュレーション世界論と並行世界で、その手の世界観が好きなことはこの道楽草でも度々書いてきたとおりです。あとは思春期の男の馬鹿さ加減ですね。普通自分の世界がシミュレーションだと知ったなら衝撃を受けるはずですが、それよりも思春期の男子としては女性の体のほうが興味の対象としては上です。いや、もう忘れてしまいましたが……そうだったような気がします。
少しだけ親の愛情や、加筆で世界陰謀論なんかも絡めてみました。
こうやって第三者視点で見てみると、本当に色々と見聞きしてきたものの積み重ねになっていますね。お前のオリジナリティはどこにあるんだといわれそうですが、その組み合わせは多分他ではないんじゃないかと思います。……もしかしたらあるのかもしれませんが、私の記憶にはありません。




