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道楽草  作者: 十三岡繁
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味噌汁

 今朝飲んだ味噌汁がとてもおいしかった。味噌汁の味には出汁も大切だが、決め手はもちろん味噌だ。今朝使った味噌はやや遠方で仕入れたものだ。福岡の筑豊地区は、福岡県内にしては海から遠く味噌作りの技術が発達したということだ。その筑豊地区で買ってきた味噌である。やや価格は高いものの納得の味なのだ。


 そこから始まって、やはり日本人には和食だなと思う。食べたものによって人間の体は作られている。当たり前の話だ。しかし忘れてはいけないのは体の中にいる微生物の存在だ。彼らが食べたものを、体が必要とするものに変換したり消化を助けてくれたりしている。この共同作業は長い年月をかけて交渉を繰り返した末のものだろう。


 人間も生物なので、環境によって体が変化するような進化も当然起こる。それは食生活から来るものももちろんあるだろう。しかしそれはタイムスパンでいうと万年単位だと思う。もっと体の変化を伴わない進化が……生物的な進化とは少し違うが、微生物との共生関係だと思う。それは食生活によって組み立てられてきたものなのは間違いない。だから日本で生まれ育ったものは、その体内が日本で食べるものに順応しているのだと思う。体に良かったり体調にいい食べ物は体が知っている。それを好んで食べたり、おししいと感じるのだろう。

 だから和食はおしいいのだ。そうして日本で生まれ育った身であるので、きっと体にもいい。


 最後に一つ。最初のほうに書いたような味噌の場合、多少入れすぎてもしょっぱくて食べられないという感じにはならない。市販の量産品は、入れすぎるとお湯で埋めないといけないが、そこが大きく違う。しかしいい味噌は高いので、入れすぎには注意したい。

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