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道楽草  作者: 十三岡繁
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AIが確実に入り込んできている話

 現在大学の非常勤講師をやらせて頂いております。もちろん分野は専門である建築なんですが、先日卒業設計の作品審査がありました。審査場所は全国で各所に分散しているので、各会場をネットで繋いで、学生さんのプレゼンテーションも動画にして、パネルのデータと一緒に事前に提出してもらっています。


 去年と明らかに違ったのはAIの活用率です。まず動画の方はAIに読ませている人が多々いました。学校側から肉声で読むようにとの通達が途中で出たくらいです。但し最近では音声も自分の声と同じにできるので、そこまでやられたら聞き分けはできないでしょう。最後そうしていた学生さんも少なからずいると思います。


 建築には完成予想図や、イメージスケッチ、コンセプトの図式化など様々なプレゼンテーション手法がありますが、それらに大分AIの力が入り込んでいるなというのを感じました。説明している文字の文章ですらその気配がします。


 学生の内ぐらいは、練習も兼ねてなるべく自分の力で色々と造り上げた方がいいとは思いますが、社会全体としては確実にそういう時代がやってきますし、よりうまくAIを使いこなしたものが高い地位を得るのでしょう。


 とにかく驚きはこの一年でガラッと変わったという事です。去年はそんな予測はしていませんでした。これは多分来年更に凄い事になるのでしょう。そうして二年後は又更に……まさに今が社会の転換点という感じがしています。来年ぐらいで確実に一般の人間の能力は、総合的に見てもAIが抜いてくるんでしょうね(創作分野は別です)。


 そうしてヒューマノイドの技術も大分向上してきました。これももうあと五年も経てば、人間と寸分違わない動きをするようになると思います。そうなると建築設計課題で、AIには一番難しいと思っていた模型製作もできるようになるかもしれません。もちろん今でも3Dプリンターは活用されていますが、大きなものを出力しようと思えば、現実的ではないコストがかかるでしょう。


 現在建築業界内でも3Dプリンターを使って、工事を省力化するという試みがありますが、ヒューマノイドが完全に人間の動きをコピーできる様になれば、その技術も不要になるかもしれません。現在ある重機や道具をそのままヒューマノイドが使えばいいだけです。


 現場からは以上です。

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