エロの力
今日本能寺の変の年代を覚える語呂合わせで『イチゴパンツの織田信長』(1582年)というのを見かけた。なるほど、人間の三大欲求は、食欲、性欲、睡眠欲である。食欲も使えそうだが、エロ事に変換するとかなり強く脳内にインプットができるような気がする。
イチゴパンツを履いた織田信長の姿を想像するわけではない。それでは変態が過ぎる。イチゴパンツというエロさを漂わせるワードと組み合わせる事で、かなり脳には強く刺さる。これは他にも色々と応用が利くのではないだろうか?
言葉だけではない。イメージをエロい方に持っていく事で、右脳も使って記憶できるような気がする。例えば『なんと大きな平城京』(710年)は、それでもすぐに覚えられそうだが、『なんと大きな平城京♡』というイメージで覚えれば、刺さり方がより深くなるだろう。ついでに誰がそれを言っているのかも、合わせて脳内で妄想するとよりいいかもしれない。
『泣くよウグイス平安京』(794年)はどうだろう? これもまぁ覚えやすいが、綺麗が過ぎる。『泣くよウグイス嬢平安京♡』だと、更に覚えやすいような気がする。今気が付いた。語尾に♡をつけると、それだけで格段にエロくなる。
マイナーな所でも試してみよう。663年の白村江の戦いはどうだろう。『むっ、無残な敗北、百済滅亡す』あたりがメジャーだろうか? 『ムラムラさん♡くだらない』とか、『ムムッ、見えちゃった? 百済♡』はどうだろう。試験であれば漢字表記も必要だから百済は『ももずみ』と読んではどうか? なにかこう淫靡に聞こえなくもない。
機械作業で覚えるよりもより楽しく。それでいて深く覚えられるような気がする。こういう馬鹿な事は多分学校で教えられることはないだろう。そうして思いつく馬鹿もそうそういないような気がする。いや、思いついても人には言わないだろう。
因みに「いい国作ろう鎌倉幕府」(1192年)については、あえてここではコメントは控えたいと思う。これを読まれた方がそれぞれ想像して欲しい。




