1億年ボタン
今更感がありますが、ネット系の小説や漫画で一億年ボタンというのが流行ってましたよね。ボタンを押したら別空間で1億年過ごさないといけないというやつです。
一億年て凄い時間です。1万年の1万回分です。1万年ですら凄い時間です。100歳まで生きた人がいるとして、その100回分です。
しかしここでちょっとジャネーの法則が気にかかります。ジャネーの法則というのは歳をとるほどに時間の感じ方が早くなるというあれです。3歳児にとっては1年間は人生の1/3だけども、50歳だと1/50なので相対的に短く感じるというわけです。
1億年過ごしたらどうなるんですかね?1年も人生の1/100000000と考えるなら一瞬ですよね?誤差のような感じかもしれません。
でもなんか書いていて、1000年前って大昔の様に感じてましたが、100歳まで生きる人の人生10回分と考えると、結構最近の事のような気がしてきました。『100万回生きたねこ』という話がありましたが、『100万回転生した魔王』がいたら、一度に100年間生きたとして丁度1億年ですね。1億年ボタンと丁度同じ時間になります。
なんか小説のネタになりそうですね^^。
調べてみたら「100万回転生した勇者」という話を既に書かれている方がいらっしゃいました。
魔王は見当たりませんでした。100万回転生した魔王は100万回勇者に倒されたんですかね。以前書いた異世界建築士でも、勇者に倒されて転生し続ける魔王の悲哀を書きましたが、もそこまでむごい設定にはしてません^^;。




