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道楽草  作者: 十三岡繁
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実写化

 漫画原作でアニメ化されて、更に実写映画化されるというのは最近よくある流れだと思う。アニメ化は成功例が多いと思うが、実写化は殆どの場合で失敗しているように感じる。


 特にアニメ化では原作を超えてるんじゃないかと思うものもある程だが、実写化でそう感じたものは……思い返してみても多分ゼロである。しかし原作が小説で実写映画になったものはそうではない。何が違うんだろうか?


 多分モチベーションだと思う。アニメ化で成功した作品は、もう製作者は変態的に原作が好きなんだろうなというのが、見ただけで伝わってくる。同じアニメ化でも深夜のマイナーアニメ等、惰性で作らされている感満点のものも多い。それはひとまず置いておくとして、面白い漫画を読んでアニメ化したいというモチベーションは物凄く分かる。しかし同じく実写にしてみたいと思って作る人がどれほどいるんだろうか?


 元々人気があったり話題になったりしているから、実写映画化して一儲けしてやろうなんて思惑が透けて見えるような気がする。多分それでは人の心が動くような作品にはならないのだろう。


 もちろん表現方法の違いもあるし、実写化には予算がかかるというのも分かる。関わる人間の数も大量にいるので、全体を通して情熱だけで作れるような環境には無いといわれればそうかもしれない。しかしそれであれば下手にそこには手を出さない方がいいのではないのだろうか? 

 小説原作であればいいものができるという事は、漫画原作であっても初動さえ間違えなければ、同様にいいものを作ることも不可能ではないはずだ。個々の所生成AIのが創り出す映像のクオリティがどんどん上がっている。実写に限りなく近い映像を誰もが作れるとなれば、そこには絶対に変態が現れる。権利関係の整理さえつけば、物凄いコンテンツが出来上がりそうで、そこは期待大だ。

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