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道楽草  作者: 十三岡繁
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日本のサブカルと音楽と

 日本のアニメは既にサブカルチャーのサブがいらなくなるぐらいに、世界に浸透しているような気がします。そうなってくると製作段階から世界市場を睨んで、主題歌なんかは海外アートストに作ってもらおうなんて事を考える人も出てくるわけです。


 しかしアニメ作品においては、音楽の重要度というのは物凄いんじゃないですかね? そこをよく分からない海外アーチストに頼むというのはちょっと違うような気がします。


 素晴らしい原作があって、変態じみたアニメーターがいて、そこに素晴らしい楽曲も加わって、数々の日本の変態性の集大成がアニメ作品じゃないかと思っています(すいません。建築では変態は誉め言葉です^^;)。


 メジャーなところで宮崎作品を挙げるならば、カリオストロの城は大野雄二さんの音楽が無ければ成立しませんし、天空の城ラピュタは久石譲さんあってこそでしょう。他エヴァンゲリオンとかマクロスとか鬼滅の刃とか言い出したらキリがありません。


 それらがワンセットなので、相乗効果で日本のアーチストが海外でもメジャーな存在になっていたりします。保守的だと言われるかもしれませんが、いくら担当した海外アーチストがメジャーな存在で楽曲が素晴らしくても、組み合わせに何か違和感を感じてしまいます。


 豚骨ラーメンの上にキャビアがのっているというか、トヨタ車のボンネットにベンツのロゴマークがついているというか、そんな違和感です。もしかしたらそこから物凄い化学反応が起こる事もあるのかもしれませんが、今のところ違和感しか感じません。


 同じサブカルという事で、いまさらなんですが最近『新しい学校のリーダーズ』が気になって仕方がないです。あえて制服という縛りを課した中で、各々の個性を主張していく……なのにグループ全体としてはやはり統制が取れている。そんな青春日本代表? 凄いコンセプトだなと感心します。仕掛けているのはアソビステムなんでしょうか? 彼女らは今のところアニメとの融合と言えば『ぐらんぶる』ぐらいですが、今度河森正治監督の作るアニメ映画『迷宮のしおり』でがっつり組むみたいなので、こちらは非常に楽しみです。

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