大阪万博でのトラブルに思う
昨日は大阪メトロ中央線でトラブルがあって、帰れない人が大量に出たみたいですね。何事もプランAだけでなく、プランBを設けておくのが鉄則だと思います。
地図を見ると結構近くまで……大阪ユニバーサルスタジオまでJRも来ています。桜島駅というらしいです。じゃあそこまで歩いていけばいいと思いましたが、繋いでいる橋が車両専用道路になってるみたいですね。
そうしてもっとよく見ていると、万博会場横には夢洲浮桟橋という船着き場があって、ユニバーサルスタジオ横にも大阪ポートマリーナというのもあります。そこを水上バスで繋いでみたらいいんじゃないかと思います。調べてみると大阪は海上交通にはあまり力を入れていないみたいですね。そのあたりは福岡の方が進んでます。
今後万博終了後も跡地利用があるので、水上交通網を整備してJRと大阪メトロも接続できるようにしたらいいような気がします。若い建築家ががんばっているようなので、万博会場についてはとやかく書きたくないですが、もっと根本的なベースの面で欠け落ちているものがあるように思います。
未来社会に向かって水上交通網を整備するなんて話は、東京都では結構古くから言われて来たことですし、福岡でも取り組んでいます。もちろん天候が荒れたら運休する事もあるとは思いますが、今回のように地下鉄のトラブル等と重なって起こる確率は低いと思いますので、プランBとしては有効だと思います。もちろん更に地上のバスを使ったプランCも考えておいた方がいいでしょう。
こんなアイデアは私が思いつくぐらいなので、誰か他にも考えている人はたくさんいるでしょう。それらの声をどうやって拾い上げるのか? 今回参院選で国政政党になったチームみらいの庵野氏が提唱する、ブロードリスニングという仕組みに注目しています。テクノロジーの力を使って、多くの人々の声を拾い上げて集約し政策に生かしていこうという手法です。
前から言ってますが、既に現代社会は複雑に絡み合い過ぎています。一つずつほぐすといっても気が遠くなるような時間が必要でしょう。いや、こちらを立てればあちらが立たずで、ほどくのは無理じゃないでしょうか? なのでどうすれば時間経過と共に、ほぐす方向に少しでも進められるか? 個別に対応するよりもここに共通するシステムを構築していった方がいいと思います。
お盆の中日にそんな事を考えました。ご先祖様たちは空の上から我々を見ています。馬鹿な事ばかりをしているような気もしますが、たまにはかっこいいところを見せたいなと思ったりするわけです。




