インターフェイス
少し前にも書きましたが、今後のTVはインターフェース化すると思います。今のところパソコン関係は画像であったり音声であったり、出力の方に重きが置かれてきました。しかしAIがコミュニケーションの相手となるなら、アウトプットと同じくらいにインプットが重要になってくるはずです。
AIと同時にヒューマノイドを研究しているところはそんなことは百も承知で、外部の状況をリアルタイムで把握しなければ、人間の様には動けないのでセンサー関係も開発に余念がないようです。それはきっと家電、ここでいえばまずはテレビなんかにもフィードバックされるでしょう。主には音声と映像……インプットの方なのでマイクとカメラですね。そうして将来的には匂いや温度、下手したら触感や味覚までおよそ人間が感じ取れるものは全て受け取ってくれるようになるかと思います。ただ情報を受け取るだけではなく解析もしないといけません。まぁマイクとカメラから先はテレビ以外になりそうな気はします。
最近グーグルの開発したAI STUDIOのストリームというやつを試してみましたが、かなり人間と会話しているのに近い感じでした。ほぼ双方向で、相手が話している途中にこちらから話すこともできます。こちらが話し始めると、向こうはいったん黙って聞き始めますが、そこも完全な双方向にする技術は既にあるようです。英会話の練習なんてこれがあったら、もう完全に家でできますね。これは多分テレビだけではなく更には他の家電にも搭載されていくのでしょう。洗濯機や冷蔵庫、掃除機などのありとあらゆる身近なものに入ってくるんでしょうね。そうなるとなんか煩くてかなわないなという事になりそうな気もします。
既にパソコンとスマホで同時にAIと会話していると、AI同士でしゃべり始めたりするくらいです。家主が死んだのに、家電同士がずっと会話を続けているなんて話も本当に起こりそうな気がします。星新一の短編小説の世界です。




