ドライバの更新
現在メインで使っているノートパソコンは二台です。一台は仕事用で、もう一台は自宅用という使い分けですが、自宅の方のマシーンはちょっと古いです。そうして仕事用の方は性能が高いこともあり、特に問題なく使っていましたが、自宅用の方はどんどん重い感じになって来て、最近では止まったのかなと思うほど激重で動かなくなることがありました。これはもう買い替えの時期かもしれないなと思ってました。
WINDOWSのバージョンは両方とも11なんですが、最近またアップデートが来ました。そうして自宅パソコンの方は、このアップデートを適用した所グラフィックドライバーが読み込めないとエラーが出てしまいました。そこでドライバのバージョンを調べてみました。するとかなり古いことが分かりました。メーカーの自動アップデート用のアプリを立ち上げて最新の状態にしようとスキャンしましたが、更新は見あたらないと言われてしまいました。そこで、直接AMD(パソコンのCPUはAMDです)のサイトに行って最新のドライバを入手しました。驚きました。全然新しいバージョンが出ています。
昔はパソコンのドライバと言えば、せっせと自分でアップデートしていたものですが、最近では自動化任せにしていて自分でチェックなんかしていませんでした。まだまだマシンやメーカー任せではダメなんですね。多分ドライバを出しているメーカーから提供されたものを、パソコンメーカーがカスタマイズしてからユーザーにアップデートを提供する仕組みになっているんだと思いますが、発売後数年経つとそういったサポートはしなくなるのでしょう。そうなるとユーザーは自分でドライバを探してインストールしないといけません。
昔と違ってドライバの更新は簡単です。更新プログラムをダウンロードしたら、あとは全自動です。しかしそれでもこの手の作業は普通の人には難しいんじゃないでしょうか? そもそもそういう考えに辿り着くことが無いように思います。お年寄りだけではありません。機械に疎い女性の方や、普段スマホをメインで使っている若い人も自分でパソコンのドライバを入れ替えるなんて事はした事が無いと思います。
ドライバを入れ替えた所、遅かった自宅パソコンは完全に復活してくれました。どうしてもっと早く気付かなかったんだろうと反省したくらいです。しかしドライバのアップデートに辿り着かない様な人は、買い替えという結論になっていたんじゃないでしょうか? これにはメーカー側も大いに反省してもらいたいと思いますが、一度売ってしまったものをいくら手厚くサポートしても。メーカーのイメージ向上にしかならない。定期的に買い替えてもらわないと売り上げが上がらないという側面もあります。正解がどこにあるのか、パソコンの保守メンテ並みに難しい話です。
結論は無いですが、たまには昔の様に手動でメンテナンスをしてみるのもいいのかなと思いました。マシンの中身を深く知ることにもつながります。それはトラブル時の対応にも役立つことでしょう。




