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道楽草  作者: 十三岡繁
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ふるさと納税

 11月と12月が申請のピークだそうです。私は一度もした事がありません。特に大げさな主義主張があるわけでもないんですが、その在り方にはどうなんだろうかという疑問もあります。


 やはり地方税は、行政サービスを受けている地元に納税するのが基本じゃないかと思ってしまいます。自分の出身地や、特定の地域を応援したいから寄付をするというのは分かるんですが、それを本来納めるべき居住地での税金にすり替えるというのはおかしな気がします。他に税金が流れても行政サービスが成り立つんだというならば、その分地方税を減税すべきでしょう。


 そうして多くの人はこの制度を返礼品目当てで利用しています。そこをうまくやっている自治体にはお金が集まりますが、下手糞なところは逆に赤字でしょう。自治体も競争すべきという話かもしれませんが、そもそもこの制度でお金が集められるような所はこんな制度がなくても十分うまくまわせるだけの力があると思います。その力が無いところは衰退していくばかりだと思います。


 コンパクトシティ……人口減に対する政策として人の居住地をもっとコンパクトにまとめた方がいいだろうという事で、過疎地で力のない地方自治体には潰れてもらいましょうという狙いであるならば分かります。こっそりそれをしかけるしたたかさが政府にあるというならばたいしたものです。多分違うでしょう。


 返礼品を送るために輸送コストがかかれば、エネルギーも消費するでしょう。地産地消に逆行しているのでSDGSとも矛盾しているんじゃないでしょうか? でも今更やめられないんでしょうね。私はやめておきます。

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