ブータン
かなり前からそう感じているんですが、ブータンをはじめとするチベット文化圏の建築がカッコいいと思うんです。どの部分かなと思うと、プロポーションなんですかね。プロポーションというのは建物の縦横比とか窓の位置と大きさとか、数式には表しにくい部分です。
特に屋根の形とか全体としての高さとか…なんかいいんです。それで建築以外の部分で気が付いたんですが、ブータンの人が来ている服って和服っぽいですよね。和服って日本で元をたどれば縄文じゃなくて弥生ですよね。大陸由来の感性が根底にあるんでしょうか?
ブータンには行ったこともないし、多分今後も行くことは無いでしょう。テレビや雑誌で紹介されるのは、チベット文化圏でもポタラ宮(中国チベット自治区)の様な大きな建物ばかりなので、普通の人が普通に暮らしているところにある建築物が、同様の美的感性の元に構築されているのかは分かりませんが、根本的な部分は変わらないんじゃないでしょうか?
あと蛇足ですが、近代建築の三大巨匠と言われるフランク・ロイド・ライトの建築プロポーションと、個人的には共通するような気がしています。
ただ建築というのは見た目だけの話ではないので、実際に行って体験してみなければ実際のとところは何とも言えません。写真でカッコいいと思って行っても、実物を見て体験してみたらがっかりなんて事は良くある話です。




