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道楽草  作者: 十三岡繁
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芯の部分

 子供の頃は大人は立派だと思っていた。自分も大人になればつまらない事に腹を立てたり、感情を揺さぶられたりする事は無くなると思っていた。世界も達観して…なんというかとても大人な精神性を手に入れて、思考もそれを基にしたものに変化していくのだろうと思っていた。

 

 人生の折り返し地点はとうに過ぎてしまった。なのに昔思い描いた大人の精神性というやつには程遠い自分がいる。基本的には子供の頃から大して変わっていないと感じる。確かに社会というやつとの向き合い方とか、他人との距離の開け方とか小技は色々と習得したと思うが、芯の部分は驚くほど変わっていない。これは若い人にも言っておきたい。そうそう人は変わらない。

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