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道楽草  作者: 十三岡繁
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映画鑑賞後に思う

 なんと呼ぶのが相応しいのか?アメリカ映画…ハリウッド映画と言った方がいいんでしょうか?なんとなく渇いている印象があります。


 それに比してヨーロッパ映画…日本映画も同じなんですが湿気っている感じがするんですよね。感覚的な事なのでうまく説明できないんですが、多分ハリウッド映画は無駄な部分は切り取り去って必要な部分だけを残している。湿気っていると感じる方は無駄なものがある。料理で言うと雑味が残っている。そんな感じでしょうか?


 シンプルに美味しさを追い求めるなら、雑味は邪魔なのかもしれませんが、何かそこに感じるものがあるんです。ハリウッド映画が面白くないとは言わないんですが、なんというか後をひきません。アナログじゃなくてデジタルの匂いがします。スッキリとしているけどコクが足りないんです。キレはあるのかな?


 ビールみたいな話になりました。現実社会はもうなんでもかんでも雑味まみれです。複雑で滅茶苦茶です。だから娯楽の世界位は純粋に楽しさだけを凝縮して欲しいと望む人は多いんでしょうね。でも雑味も味わいです。スーパードライも美味しいんですが、地場のクラフトビールも美味しいんです。すっきりした醤油ラーメンもうまいんですが、こってりとしたとんこつラーメンもうまいんです。


 いや、醤油ラーメンはハリウッド映画の例えには相応しくないですね。シンプルな味わいに見せて、実は複雑で奥深いです。うん。醤油ラーメンこそ日本映画やヨーロッパ映画ですね。逆にしつこさのあるとんこつラーメンの方がハリウッド映画?これも違いますね。ラーメンは全てハリウッド映画の逆にあるものでした。


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