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道楽草  作者: 十三岡繁
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最後のワンピース

 人間の技術の進歩は、身体機能の置き換えに拠るところが大きんじゃないかと思います。早く走って移動したいから車ができて、大きな声でたくさんの人に伝えたいからマイクとスピーカーができて、遠くの人と話したいから電話ができたみたいな具合です。


 いつのまにやらドローン技術は当たり前になりました。ただ機構としては目新しいものはなく、沢山プロペラの付いたヘリコプターみたいなものです。では何がブレイクスルーだったかと言えば『制御』です。


 私が大学生の頃、出身大学はロボットの研究で有名でしたが、二足歩行ができなくて四苦八苦していました。今は宙がえりまでできます。運動する動力源はモーターだったり圧縮空気だったり油圧だったりといろいろだと思いますが、そこには特に革新的な技術は無いように見えます(あるんでしょうけど^^;)。パズルの最後のワンピースはやはり制御だったんじゃないでしょうか?


 人間の体のパーツに言い換えてみると『脳みそ』です。既にAIの画像や動画の合成技術など、現実と見分けのつかないところまで来ていますが、姿勢や運動の制御能力も格段に向上していると思います。なので人型ロボット…ヒューマノイドというんでしょうか?ここからはかなり急ピッチで開発が進むような予感がします。


 若い人たちが減ってしまっているので、早く介護ロボットなんかが実用化されてくれないと困ったことになってしまいます。もう人類が月に降り立ってから50年以上が過ぎてしまいました。確かに色々と便利にはなりましたが、思ったほどの未来には生きていないなと思います。ここからどうなっていくのかは楽しみです。

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