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道楽草  作者: 十三岡繁
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名優

 マニアの方には遠く及びませんが、映画も色々と見てきました。いい映画は沢山ありますが、この俳優さんがこの役をやったからこそ、この作品は名作と呼ばれるに至ったんだろうなと個人的に思う作品があります。それは主役はもとより、脇役にも多いような気がします。


 バットマンシリーズ『ダークナイト』のピエロ役、ヒース・レジャーや『シャイニング』のジャック・ニコルソンなどが直ぐに思いつくところでしょうか。確かにどちらも凄いです。しかし私は『ブレードランナー』のロイ役、ルトガー・ハウアーを挙げたいと思います。


 あの映画で一番印象に残っているセリフはロイが言った「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」です。


 このセリフ、脚本に書かれたセリフをルトガー・ハウアーがアドリブで改変したそうです。内容はまぁよく分かりませんが、イメージはとてもよく伝わってきます。文字にして読んだだけで泣けてきます。和訳してこれなので、元のままだともっと胸に来るような気がします。


 ルトガー・ハウアーもヒース・レジャーも既に亡くなられてしまいました。残念なことです。ところでルトガー・ハウアーはちょい役ですが『バットマン ビギンズ』に出演してるんですよね。ヒース・レジャーがピエロ役をやった『ダークナイト』も監督は同じくクリストファー・ノーランです。彼の監督作品の中では『インターステラー』が一番好きです。あ、『メメント』も秀逸な出来なので、もしまだ見ていない方は是非どうぞ。

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