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4 異母兄弟妹内訳

評価ありがとうございます!!

感激です!!


※若干差別用語が混在します事をお詫びします。

 セフィリアぷちパニック中です。ご容赦ください。




 というわけで、多すぎる庶子達の内訳は。


 長男ディケイド

 次男スルカ

 三男サセルカ

 四男シラン

 長女マケーネ

 次女ソーネ

 五男ヤラン

 三女ゾンゼーヌ


 どちらが名付けたか存じませんけど、随分独特な名付けセンスですわね。


 単品ではそうでもないというか、どうかすると気付かないけれど、並ぶとちょっと何というか・・・


 ここに混ざって馴染む名前じゃなくてよかった。本当に良かった!!


 お母様!感謝ですわ!!



 ちなみにディケイドはわたくしの二歳上で十歳。

 一卵性双生児のスルカとサセルカは九歳。

 シラン、マケーネ、ソーネは二卵性の双子+一とのことだが、三卵性の間違いだろうと疑わしいほどマケーネとソーネの容姿は似ていない。

 シランとソーネは似ているけれど、流石に一卵性で男女の双子は無い。排卵過多なのかしら?この三人はわたくしと同じ八歳。

 次のヤランは七歳。


 ここまで年子。


 むっちゃ年子!


 むっちゃ年子!!


 年子多過ぎ!!


 乳母頼みで母乳育児皆無なのが諸バレですよ!そして的中率凄過ぎ。色情霊か蛇の物の怪でも憑いているんでしょうか?十年間以上愛欲塗れか!お盛んですね!


 そして最後のゾンゼーヌは流石にちょっと疲れたのか数年お休みしての三歳。

 歳のちょっと離れた末っ子。その天下には既に脅威が迫っていますね。ご愁傷様です。


 アイラ様はピンクのふわふわ髪にペリドットの瞳。守ってあげたい系の、美女というより可愛い感じのJPOPアイドルを思わせる容姿。お声は、鼻に掛かった甘ったるい感じの、所謂アニメ声だ。そして仕草や喋り方が、不快とまでは言わないが、いい歳をしてブリっ子っぽい。


 ん?あれ・・・?何かこの特徴・・・。何か引っ掛かるような・・・?うん、まあいいか。


 ディケイドは父親譲りの藍色の髪に母親譲りのペリドットの瞳。顔立ちは父親似で、クズの内面の下種さに引きずられて崩れる前の容姿に少しばかりの意志の強さが足された感じで、そこそこ美少年と呼べないこともない。

 父親と違って少なくとも場末の三流ホストには見えない。健全そうだ。反面教師かしら。


 スルカとサセルカは兄とは逆に母親譲りのピンクのふわふわ髪に父親譲りの蜂蜜色の瞳。顔立ちは母親似の可愛い系で、一見天使だが、相当の悪戯(いたずら)っ子というのが顔に滲み出ている。一卵性双生児だけに瓜二つだがスルカの方は右目の下に、サセルカの方は左目の下に、綺麗に左右対称の位置に泣き黒子があるので案外見分けは難しくなさそうである。


 さて三つ子の一番上ということになっているシランは、これがスルカ達と何もかもそっくり同じで、ただ、泣き黒子が無い。

 年子といってもこの年頃の一年差の成長の違いは一般的には大きいので身長差とかが有りそうなものだが、どういう訳かそこも追いついている。意地?意地なの?女性二人との三つ子という立場に潜在的な不満があるのかしら。


 スルカとサセルカ、シランと、三人並ぶとこっちが一卵性の三つ子のようである。一つの卵子で三つに分裂することが可能なのかは知らんけど。(駄洒落ではない)彼だけ一年間母胎に取り残された説とかでいじられそう。てか、いじられてそう?既に現在進行形で。


 もし彼の頭の出来が良ければ、学園に入る頃猛勉強の上飛び級して同じ学年に納まったりしそうかも。(笑)


 まあそこまでこだわらないかもだけど、その頃までそんな全てそっくりのままで一人だけ下の学年だと、陰で一人だけ留年生疑惑とか囁かれそう。ちょっとお気の毒。知らんけど。(駄洒落ではない)


 残る三つ子の内そんなシラン寄りの容姿のソーネは髪はふわふわピンクだが、瞳は両親のどちらでもない水色。これは先代当主の瞳の色と同じなので隔世遺伝ということだろう。


 顔立ちもシラン達と似た感じではあるが、いたずらっぽさとは対極の臆病さが押し出されている。まあ小動物系の美少女かな。


 そしてマケーネ。

 一応彼女は三つ子の内二番目の誕生とされている。

 髪色は父親より幾分明るめの藍色で髪質は母親譲りのふわふわ髪。瞳はソーネと同じ水色。顔立ちはどちらかと言うと父親似なので美人系だ。が、吊り目のせいでちょっと意地悪そうにみえてしまうのが気の毒だ。


 ヤランの髪色は母親譲りのピンクで髪質は父親譲りのサラサラ直毛。瞳も母親譲りのペリドットの瞳で顔立ちもどちらかというと母親似。

 色々母親似を目指しているのか仕草や表情に作られたあざと可愛さが滲み出ている。もじもじする仕草がちょっと気持ち悪い。


 現在末っ子特権喪失のカウントダウン進行中とみられるゾンゼーヌ。

 髪も瞳も父親譲りの藍色髪と蜂蜜色の瞳。顔立ちは丁度両親を足して二で割ったみたいなというか、大きな瞳と顔の輪郭が母親似で、口元が父親似といったところだろうか。全体的に「甘やかされています!」という雰囲気が滲んでいて、ちょっと粘液質なものを感じさせる。お近付きになりたくない感じである。


 ちなみにわたくしセフィリアの容姿はと言えば、祖先に妖精の血を受け継ぐと謳われるオパール侯爵家の血を強く引き継ぎ、その先祖返りではないかと言われる容姿です。髪と瞳はオパールの名を冠する家名の通り、そのまま宝石のオパールの特徴が顕著に表れます。


 わたくしの場合髪は白熊の毛と同じく一見白に見えてもその実無色透明な髪の中に無数のラメのような()が散りばめられたウォーターオパールで、様々な色に光を乱反射致します。髪質はふわふわと緩くカールした癖っ毛ですの。


 瞳はファイアーオパールの特徴である鮮やかで透明感のあるオレンジの瞳の中に金や緑や色取り取りの斑が無数にきらめいています。


 とても珍しい髪と瞳の為、人によっては恐ろしく感じる事もあるようです。


 髪色も瞳もわたくしは両親のどちらの色も受け継いでいません。

 お母様が漆黒の髪にブラックオパールの瞳であったことを思うと、色素の薄すぎるわたくしの特徴は、アルビノと呼ばれるそれなのかも知れません。


 顔立ちも怜悧な美貌を持ったお母様とは似ていませんが、大きな瞳とキリリとした小ぶりの唇は、実はオパール家の祖母に似ているのです。ちょっとホッとします。


 クローンサイト侯爵家の特徴は、一見して見当たりませんが、敢えて探す必要もないでしょう。


 血筋の証明なら、代々クローンサイト侯爵家の直系に受け継がれて来たという精霊獣のカラハリがわたくしを選んだということだけで充分でしょう。


 風の精霊獣であるカラハリはとても自由で気まぐれなので、普段はべったり一緒に行動するということはありません。風に乗って気紛れに過ごしていますが、契約者である主が呼べばたちどころに駆け付けると本人は言い張りますが、本質が気紛れだけにあまりアテにしていません。


 それに証明だけでしたら、左手の甲に魔力を流せば契約紋が浮かび上がりますから、態々呼び出す必要もないのです。

 よく勘違いしている人がいますが、精霊獣は使役するような類の存在ではありませんし。


 何なら、わたくしの場合風魔法の適正も高いので、自分でやった方が早いし必要ないのです。


 え?契約や存在の意義?


 ん~、そ~ですねぇ、()()()かな?


 え?人間に限定したらボッチとか、そそそそんなことないですからね?


 まだ若干八歳ですし、お母様が長らく病床に臥せっておられた関係で他のご子息ご令嬢方に比べてお茶会やら社交の場へは多少出遅れ感は否めませんが、ボッチは本決まりではありませんわ。これからですわ。


 ちなみに、クローンサイト侯爵家の子息令嬢達と一纏めにされた場合の年齢的な序列(順番)でいうと、わたくしは双子と三つ子の間となる。


 身分的な序列?当然正当なる()()であるわたくしが最上位ですが何か?


 何なら何もしないニート当主より、時折領地運営や侯爵家の困りごとなどに助言したりしているわたくしの方が分家や使用人達からの信頼は上ですが何か?






多い!!

多いんじゃあぁぁぁー!!

そしてネーミング!!

だからネーミング!! 雑!!



お読み頂きありがとうございます。

感想とか評価とか頂けますと幸いです。

次回もお立ち寄り頂けますように(祈)。

よろしくお願いいたします。



全然関係ありませんが。

お豆腐にカップスープの素を混ぜてマヨネーズと胡椒を掛けてオーブントースターで焼いただけの豆腐グラタンもどき。

意外な程美味でした(^_^)

感嘆お手軽ズボラ飯(笑)

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