表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/13

出会いたいの奇跡

本当に遅くなってしまって申し訳ございません。

モチベが上がったので書きました。

多分これからこのシリーズが進むと思います。よろぴくね

その後。俺は家に帰ってきていた


「ふぅ。疲れたな」


流石に疲れた。一生で一度の経験だろ、美少女をナンパから助けるって...


おれはとりあえずはやく買った本を読みたかったので読むことにした


その感想なんだが、

とても面白かったです。まじで。次が楽しみ。




「また会えないかなぁ」


私はあの人に助けられてから、路地を出てとある場所に来てから。一言呟いた


「へぇ?好きな人でも出来た?」


目の前の女性が頬杖をつき、にやにやしながら聞いてくる


「へ!?そそそそんなわけないじゃないですか!!」


顔がみるみる熱くなっていく


「ま、まずあの人とはあの時少しだけ会っただけで、話してすらいないのにそんなことななないですっすよ」


「そんなに慌てるってことはもう言ってるようなもんよ」


「あ..」


私はくぎを刺され、冷静になった


「んま。人の恋愛に何か言うつもりもするつもりもないけどね」


女性は苦笑しつつ私の頭を撫でる


「でも、私は応援するからね」


「むー。子ども扱いしないでくださいー」


「あはは。ごめんごめん...そういえば」


何か気づいたような仕草をする女性


「どうしたんですか?」


「いやね。前々から言ってた学校の件。どうかなって」


少し申し訳なさそうに言う


...そう。この女性が言っている学校の件。なのだが

実は私は学校に通っていない。歳は16。本来であれば高校に通って青春を謳歌している歳なのだ。

しかし、私は通っていない。学校に行く時間も仕事をしている


そして目の前の女性。マネージャーの珠樹さんはそんな私を心配して学校に行かないかと言ってくれている


「...そうですね。それのことなんですけど…」


私は一息つき


「私。学校に行ってみようかなって思ってます」


と、言った


珠樹さんは目を見開いていた


「はは…まさかあなたからそんな言葉をきけるとはね」


見開いていたが、彼女はやがて笑った


「それだったら。いい学校があるんだけど…」


珠樹さんはバッグから一枚の紙を取り出した

そこには…『青南高校』と大きく書かれていた


私はその紙の一部分を見て…


「私!!そこに行きたいです!!」


と、勢いよく言った


珠樹さんは気圧されていた


「わ、わかったわ。手配しておく」


「ありがとうございます」


私の目はきらきらしていた。なぜかというと

紙に印刷されていた高校の生徒であろう男の服装が、あの私を助けてくれた男と同じ服装だったのだ

そのため、私はこの学校に行くことにした


(はやくあの人に会いたいなぁ)


と、そんなことを考えた後。意識を切り替えて仕事に打ち込むのだった。




……よく考えたら私あの人の名前も何も知らないな。



密かに重大な事件に気付いた私であった。




「あー眠いなぁ」


翌日。俺はいつもどおり学校に向かった。

ちなみに寝坊して遅刻しそうなのは内緒。

昨日寝るの遅かったからなぁ。ほんとに危なかった。


さて。寝ぼけて事故りそうになりつつも無事に学校にたどり着いたわけだが、

少し学校の様子がおかしいことに気付いた。


心なしか騒がしいのだ。主に男子

ついでにうちの学年。


(なんでなんだろうな)


と、少し疑問に思いつつクラスに向かうのだった。




(…嘘だろ)


その後、ホームルームにて。

とある一人の女子が教室に入ったことにより、騒いでいるゴリラ共の鳴き声をききつつ、俺は驚愕していた。


「どうして、この子が…」



少し時を遡る。


「なあ。今日なんでこんな騒がしいんだ?」



俺は近くの席にいる数少ない友人に疑問を投げかけた。


「あれ?お前知らねえの?」


その友人。坂口 和泉(さかぐち いずみ)は何言ってんだこいつ。という顔で返してくる。

いや知ってるわけないだろ。友人居ねえんだよふざけんな


「俺の情報網なめんな。知ってるわけないだろ」


こちらも当たり前だろ。という顔で返す。

なぜか坂口から可哀そうという視線を送られる。

なんか悲しくなってきた。


「…安心しろ、お前には俺がいるからな」


「いや同情やめろ?本当に。悲しくなる。まじで」


なんだろ。視界がぼやけてきた。なんでだろうな


「まあいいや。なんでも転校生が来るらしいぜ。うちのクラスに」


「へえ。そうなんだ。男?女?」


まあ転校生と聞いて真っ先に質問するのはこれだろう。

そりゃまあ俺も男ですし。気になりますよね。

男子が騒いでいる時点で大体予想つくけど。


「そりゃこの現状見ればわかるだろ」


「そりゃそうか」


まあそりゃそうだろうな。あのゴリラ共


「んでわいずみはどう思う?狙う?」


なんとなくゴリラ共と同じことを考えているかどうか訊く。

わいずみもゴリラと同じなのだろうか


「わいずみいうな。いずみだ」


和泉って漢字だからいずみって読まんやろ。普通


「ごめんわいずみ。んで?」


「治ってねえし。後狙わねえよ」


ゴリラとは違ったらしい。

よかたよかた。


「狙わないんだ」


「お前は狙うのかよ?」


「いや狙わねえけど」


「狙わないんかい」


狙うわけがないだろう。どうでもいい。

あーでも前助けた子なみに可愛かったら狙うかもな。

まあでもそんな奇跡起こるわけないだろう。多分きっと絶対メイビー

あと俺をゴリラ共と同じにするな


「おーいHR始めるぞー」


そんな適当な会話をしていると、教師が教室に入ってきた。

その先生の言葉を合図に生徒たちはそれぞれ席につく。


「そんじゃ。また後でな」


わいずみもそれに合わせて席に着いた。


それからHRが始まり、教師が連絡を伝える。

連絡が終わると、教師は最後に「それと」と付け加え…


「お前らも知っているだろうが、今日転校生が来る」


と、その言葉を合図に、教室が騒がしくなる。

それに合わせて教師が加える


「更に女子だ!!!」


ウオォー!!

ゴリラ(男子)共が騒ぐ。


「加えて超美少女だ!!」


ウオォォー!!!

…いやジャングルかな。ここは…


「もう先生がもらいたくなっちゃうくらい!!」


フザケンナー!!!!

教室中にブーイングが駆け巡る

いややめろよ教師。犯罪だぞ。


後女子の視線見てみろよ。ドン引きどころじゃねえぞ。軽蔑してるぞ。


「さあ。我々のテンションも高まってきたところで!!!ご入場いただきましょう!!どうぞ!!!」


いや。女子のテンションはどんどん下がってるぞ。

後あんたテンションおかしいぞ。


内心で突っ込んでいるが、とても疲れた。

そんなことしてる間に、教室の扉がガラガラと開く。


そこから女子が入ってきたのだが…

俺は驚愕した。その女子に見覚えがあったからだ。

その子は黒板に名前らしき字を書き、自己紹介をする。


「初めまして。神薙 海凪(かんなぎ みなぎ)です。声優やってます!!」


白髪ロングで小柄。そして顔がとても整っている。

誰もが美少女というであろうこの子だが。

俺はこの子を見たことがある。…しかもとても最近。てか昨日。


いや…なんで。嘘だろ。こんなことって…


「…なんで君が」


白髪の少女。神薙さんはクラス全体を見回して、俺と目が合った。

そして、だんだんと彼女の口と目が開いていく。

俺も同時に開いていく。

そして…


「「えぇぇぇーーー!!!!!?????」」


と、二人して叫ぶのであった。




神薙海渚の職業が手違いでアイドルになっていたので、

アイドルから声優に変更させていただきました。

突然の変更申し訳ございせん。


……他の考えてるやつと混ざっちゃった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ