登場人物紹介8
第八章登場人物紹介です。
*大事なことなので繰り返しお伝えします。ネタバレ多数です。最新話を未読の方はご注意ください。
*年齢・身体データ・魔力階位等は第百四十九話終了時点でのもの
*新規登場人物は「"travel diary" ~幻想の森の茶摘み~」から「湊崎雅也の回顧録 ~妹~」までの範囲です。
ベータ
魔神第二の眷属。空間を操る魔術を得意としており、空間を断絶させて攻撃させるのは勿論、長距離広域転移や広範囲の転移封じなど強力無比な魔術を使いこなす。
千年前に大賢者によって大半の使用魔術は暴かれており、マーリス主導で完璧な対抗策を練り上げて挑んだ。
アルファ以上にしゃべりが多く、軽薄そうな印象は増している。
シータ
魔神第三の眷属。魔力そのものを操る魔術を得意としており、自身の周囲の魔力を増大させたり、相手の周囲の魔力を消し去ったりと、魔術師殺しの眷属。
クライスを始めとした七賢者のような規格外の魔術師でなければ、一方的に封殺できるはずだが、その例外と戦うにあたって、戦闘前から若干諦めの色が浮かぶ。
他の二人と違って口数が少ない。
魔神
負の魔力の集積によって生まれる概念的存在。半自律的な意識を持った存在であり、魔術行使の方法が魔術師の方法と異なっており、無尽蔵の魔力と神速の魔術発動、さらに魔力による強化の恩恵の異常な強さにより、出現するたびに多くの犠牲を出してきた。
千年前に発生した魔神は、テルル大陸の中央部の複数国を壊滅させ、七賢者の犠牲で辛くも封印されていた。
結城 雅美 8歳
雅也の血の繋がった妹。兄に輪をかけて頭のいい子で、小学一年生にして大学入試レベルの数理問題を解けていた。
性格は温厚で、普通にブラコン。雅也が生涯コンプレックスを抱えた相手であり、同時に憧れていた存在であり……守りたかった存在だった。
雅也曰く、雅美とリリアはよく似ているらしい。
明日からは第九章です。サボりにサボった第二部を終わらせて、今度はしっかり書き進めていこうと思います。




